昨日、小学生だった頃の息子を思い出したので、まとめて小学生時代を振り返っておこうと思います。
以前に、学童で宿題は済ませてくるので帰宅後はチャレンジをしていたと書きました。当時、息子の周囲は公文の教室や学研教室に通っている子がちらほらといるみたいでした。
なぜチャレンジを選んだのか。それは教室への送迎が面倒だったから。笑
それと年払いだと一番安かったからだと記憶しています。
本屋さんで参考書を選んで与えるほど教育熱心でもなかったし。
けれど生涯賃金を考えた時に、高卒よりも大卒がいいんだろうなあと考えていました。当時のニュースでは、就職は買い手市場だとか言っていたように思います。
就職率を考えたら高専もいいかも。
学童から帰宅後、暇を持て余すぐらいなら少しはお勉強でもしておけばマイナスに作用することはないだろうと思いました。
チャレンジは小学1年生から始めました。
息子はなぜか、チャレンジにハマりました。読み物が面白かったのかもしれません。
毎月届くのを楽しみにし、届いたらコツコツと進めているようでした。
我が家は小学1年生で部屋を与え、勉強も自分の部屋でするスタイルなので進捗状況がわかりません。
私「チャレンジはやってるん?」
息子「やってるよ。」
ほんまか?
息子がいない時に机の上に置きっぱなしにしているチャレンジを見てみると、ちゃんとやっていました。
終了テストの提出期日も守っていたように思います。
こう書くと、さぞかし学校の成績が良かったのだろうと思われるかもしれませんが、学校からもらってくる通知表は拍子抜けするほど『可もなく不可もなく。本当に普通』でした。
夏休みなど、長い休みになるとさらに暇をもてあますので、オプションを追加し、内容を発展的なものにしてみました。息子には少し難しい内容もあるようでしたが、どうにかこうにか取り組んでいました。
そういえば私に聞いてきたことはあまりなかったと思います。何とか自分で解決できたのでしょう。
小学2年生の時に息子は1週間ほど入院したことがあるのですが、その時も
「チャレンジ持ってきて。暇やし。」と言っていました。
そんなに好きなんか?不思議に思いました。
小学3年生になり、チャレンジのオプションで『かがく組』というものがあることを知りました。自然・社会・文化・化学などが楽しく学べるような教材です。おもしろそうだったので購入し、息子に与えました。
これに息子の心は奪われてしまいました。
毎月、目を輝かせて食い入るように隅々まで何度も何度も読み込んでいました。
知的好奇心を刺激する、とはこういうことを言うのだなと息子を見ていて感じました。
4年生になるにあたり、通常のチャレンジではすぐに終わってしまうので、時間稼ぎのために難しそうな『中学受験講座』を追加でやってみることにしました。
この時の中学受験講座は私立中学向けのものだったと思います。
この時点ではまったく中学受験は考えていませんでした。
私はこの頃にやっと正社員になったばかりで、私立中学なんて頭の片隅にもありませんでした。また公立中高一貫校というものがあることを知りませんでした。
中学受験講座はさすがに難しい様子でした。
最初の頃はテキストを進めることすらできませんでした。
終了テストも通常のものは金色のシールが返ってきましたが、中学受験講座のテストは最初のものは30点もなかったと記憶しています。
「難しい。わからん。腹立つ!」息子は泣きながら取り組んでいました。
2ヶ月ほど悪戦苦闘していましたが徐々にわかってきたようで、終了テストも点数を取れるようになり、金色のシールが返ってくるようになりました。
『この子は勉強をするのが苦にならないタイプなのかもなあ』
と感じていました。
そんな時に大きな問題が勃発しました。
長くなったので次回に続きます。