shanの雑日記

子育ての振り返りから日々の雑感など

延期と開催と中止

ソフトバレーの活動自粛から2週間が経ちました。自粛は当初2週間の予定でしたが、さらに延期になりました。
『感染爆発が収まるまで』延期だそうです。
私は最初から2週間では無理だと思う、と言っていたのですが。
もうここまで来たらトコトン自粛でいいと思います。


以前のブログで書いて懸念していた、高校生のインターハイは無事に開催されています。中学生の全中も今のところ中止にはなっていません。また、文化部のインターハイと呼ばれる総文も今月末から開催されるそうです。
高校野球はもちろん開催されるでしょう。
様々な大会が、運営側の最大限の感染対策のもと、参加される個人、チームの感染対策は万全に行われたうえで開催されるようです。


大会に出場される中高生はもちろん、そのご家族も気の休まることはないかと思われます。
参加者が感染しない対策と、ご家族も感染しないように注意しなければなりません。
参加者が感染してしまえばもちろん出場はできません。
ご家族が感染されて、参加者が濃厚接触者になった場合も、隔離期間の間はおそらく出場はできなくなるでしょう。
インターハイでは、選手団から1人以上の陽性者が出た場合、大会参加を辞退しなければならないそうです。
ちなみに高校野球では選手の入れ替えは可能だそうです。


大会ではありませんが、昨年末から息子の共通テストと二次試験が終わるまで、我が家も感染対策に必死でした。
当時、濃厚接触者に認定された場合、自治体によるPCR検査か検疫所の抗原検査を受け、陰性が証明されないと追試験に回ることになりました。
一般の医療機関や市販の抗原検査キットは不可。
自治体のHPを見ても詳細は保健所に問い合わせとのこととあり、その保健所は第6波の対応に追われ・・・。
どないせえっちゅうねん!
と不満でいっぱいでしたが、決まりなので仕方がない。
とにかく家族の誰一人として感染してはならない!
と考えていました。


息子の送迎時の車内では必ずマスクを付け、寒い季節でしたが窓は少し開けていました。
私は12月半ばから二次試験が終了するまでの約3ヶ月、ソフトバレーはお休みにし、パートナーと会うことも休止しました。
各テストの2週間前からは息子と食事は別にし、息子はなるべく自室から出ないようにしました。
本来なら、緊張するテスト前には家族で日常のくだらないことを話しながら食事をとることで、多少はリラックスできたかもしれません。
息子は、追試験に回ると不利になるという思いから、感染対策を優先で構わないと言いました。
感染対策と息子のメンタルサポートの両立に悩みに悩んだ3ヶ月でした。


全国の国公立、私立医学部にある運動部の体育大会(東医体、西医体)は中止となったそうです。運営側からの一方的な通知ではなく、それぞれの医学部から提案があって議論され、賛成多数で中止が決まったと息子に聞きました。
この場合は中高生の大会とは違い、医学部生の最優先事項は学業であり実習なのでその影響を考え、中止に賛成多数であったことは理解できますし、医療従事者の卵であることの自覚のうえでの決断なのだと思います。
息子も医体の中止は
「まあ、この状況では当然でしょ。来年に向けて頑張るわ。」
と言っていました。
現在、息子が所属する医学部の部活動全体が感染リスクを回避するために停止しているそうです。
息子は医体の中止より、入学前から楽しみにしていた医療現場での実習が中止されたことに落ち込んでいました。
学生にとって実習は大切ではありますが、残念ながら今は非常に難しいと言わざるを得ない状況であると思います。


この夏に開催される大会等への参加には賛否両論あるかと思います。
学校や各部門、または各家庭で話し合って参加を決めたのなら、参加される本人は精一杯のパフォーマンスができるように準備を万全にし、ご家族や周囲の方々は精一杯支えてあげて欲しいと思います。
厳しい状況ではありますが、一人でも多くの方が素敵な思い出であふれる夏を過ごされますように、と願います。