shanの雑日記

子育ての振り返りから日々の雑感など

弾丸0泊2日で行くオープンキャンパスの旅~前編~

今朝TVのニュースを観ていると、対面での大学のオープンキャンパスが開催された様子が映し出され、参加者の方が
「実際に見ることができてよかった。」
とインタビューに答えていました。
皆様のブログを読ませていただき、今年は多くの大学で対面でのオープンキャンパスが再開されていることを知りました。
昨年、一昨年とコロナ禍の影響で対面でのオープンキャンパスはほとんどが開催されず、多くはオンラインでの開催であったかと思います。


息子も高2・高3時はその影響を受けましたが、高1時はまだコロナ禍の前だったので、対面でのオープンキャンパスに参加することができました。
今日はその参加したオープンキャンパスの旅について振り返っておこうと思います。


高1時の夏休みの宿題に、『オープンキャンパスに参加してレポートを提出』というものがありました。
学校からはバスで行く京都大学見学ツアーがありましたが、中学生の時に行事で京都大学を訪れたことがあるので、息子はそちらには参加しないと言いました。
当時、全く偏差値は考慮せずに大学案内とHPを見て東京医科歯科大学に興味があった息子。
よし、この際東京へ行ってみよう!
となりました。
この年(2019年)に東京へ行くことにしたのには、もう1つ理由があります。
通常なら翌年(2020年)の8月には東京オリンピックが開催予定であり、混乱を回避するため夏休みの期間にオープンキャンパスが開催されないかもしれない。そうなると、なかなか東京まで行くことは難しくなるかも・・・。
ややこしくなる前に、関東方面は済ませておこう!
と息子と決めました。
とは言っても、この田舎から東京へ行くことは一大イベントとなりました。


こうして2019年に行われた、東京医科歯科大学オープンキャンパスに参加することにしました。
大学のHPで調べてみたところ特に定員といったものはなかったのですか、受付開始が8時とありました。
最寄り駅から始発に乗っても間に合いません。
前泊しないとダメ?いくらかかるの?
ネットで調べ、電卓を叩きました。
(往復交通費+宿泊費+食費+雑費)✕2人分=諭吉さんの団体!
他に方法がないか調べると、地元のターミナル駅から東京駅へ夜行高速バスが走っていることがわかりました。
またまた電卓を叩くと往復で夜行高速バスを利用すれば、前泊の場合の諭吉さんの半分以下で済みそうです。
息子に相談してみると
「行けるかどうかわからん大学を見に行くのに、そんな大金を使うのはもったいない!」
と言ったので、0泊2日の弾丸ケチケチツアーで東京へ行くことが決まりました。


私が大学生だった頃、スキーツアーに行くために夜行高速バスを利用しましたが、その頃に乗ったバスにはトイレもなく、ごく普通の4列シートの観光バスでした。その分お値段も学生には優しい料金だったと記憶しています。
この時に利用した夜行高速バスはトイレ付、3列独立シートでカーテンを引けば半個室状態になり、後ろの席を気にすることなくリクライニングシートも倒せることができる余裕があるし、Wi-Fiも有りで携帯の充電も可能でした。
4列シートの夜行高速バスよりはお高くなりましたが、一晩を少しでも快適に過ごすためにここは奮発しました。


家で夕食を取り、シャワーも済ませ、なるべくラクな服装で化粧もせずに、最寄り駅からバスが出発するターミナル駅まで移動しました。
バスに乗り込むと想像以上に個室感があり、息子もうれしそうでした。
道中、何度か息子の席のカーテンをチラッと開けて覗いてみましたが、息子は寝ている様子でした。


私は枕が変わるとまったく寝られないタイプなので、前泊でホテルに泊まろうがバスで移動しようが寝られないのは同じだろうと思っていました。
日頃運動をしているので体力には自信がありました。
うつらうつらとすることもなく、バスは定刻に東京駅に到着しました。




長くなったので次回に続きます。