shanの雑日記

子育ての振り返りから日々の雑感など

東進衛星予備校体験記③~受講してみた感想(費用も公開)~終

東進衛星予備校②~受講してみた感想(費用も公開)~の続き

 

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前回は担任との面談について書きましたが、面談以外の対応についても書いておきます。

 

○担任の対応について

志望校を変更した息子には、旧帝大で申し込んだ過去問演習講座と単元ジャンル別演習講座は、志望校の途中変更ができないために不要となってしまいました。

追加費用を支払っての変更は可能。)

もちろんそのまま続けることは可能ですが、何せあと約1ヶ月。

息子は変更後の志望校の赤本をするので手一杯…。

しかし、単元ジャンル別演習講座のセットの中で映像授業が取れることになっており、息子は二次試験の前に弱点を補強したいと物理の講座を担任に申し込みました。

担任が手続きをして2・3日後にテキストが届き、受講がスタートとなります。

3日後に息子がテキストについて尋ねると、担任が手続きを忘れていたことが発覚。

共通テストが終わってから二次試験までは約1ヶ月です。

その1ヶ月のうち6日間をムダにしたように感じました。

 

その間、他の事をすればいいだけです。

しかし、この時期は受験生はもちろん親だって情緒は超不安定になります。

「このお仕事をされているのなら、この時期の受験生にとって6日間がどんなに貴重か、おわかりになりますよね!!」

冷静になれずに泣きながら、電話で抗議をしてしまいました…。

いくら情緒不安定だったとはいえ、今思うと本当に恥ずかしいです。

担任はもちろん、息子にも謝ってくれたそうですが親以上に不安定な息子は

「謝ってもらっても、時間は戻ってこないので。」

と塩対応をしてしまったそうです…。

ちなみに東進衛星予備校では、担任費として33,000円が必要となります。

正直言って、その費用分の仕事はキッチリして欲しいと思いました。

この時点で、『もし浪人をすることになってもここはない』と判断しました。

 

以上をまとめると、どうしても悪い印象になってしまいますが、東進衛星予備校は早くから入塾してコツコツと頑張ってきた人や、息子の先輩のように基礎をガッチリ固めた人にはお勧めだと思います。

 

息子が特に良かったと言っていた事についても書いておきます。

●自習室

広さも充分あり、少しならテキスト等を置いておける個人の棚があって便利だった。

県内トップ私立高校生がたくさんいたので、モチベーションUPになった。

●グループミーティング

週に一回、チューターを交えて数人で学習の進捗状況の確認等をするもので、勉強計画も明確になり他校の生徒とも話すきっかけになって気分転換にもなった。

●チューター

たくさん愚痴を聞いてもらい、不安な気持ちを受け止めて、プレッシャーのかからない言葉でいつも励ましてくれた。

一人っ子の息子には、お兄ちゃん的存在であったのかもしれません。

 

塾にお支払いした総費用は、911,680円となりました。

これをどう捉えるか。

ネットで高校生の塾の費用の平均を調べたところ、

高1・高2で約40万円~50万円/年

高3で約80万円~100万円/年

とありました。

上記を考えると、高3の8ヶ月間で約90万円は高額費用と言えるのかもしれません。

息子が中学生の時から貯めていた『いつか塾に行くであろう預金』では足りずに補填しました。

 

『いつ、何に対してどのようにお金を使うか』ということには、それぞれに考え方があると思います。

私の場合は『出すとこは出して、締めるところは締める』

限りある母子家庭の財力の中、息子の将来にダイレクトに関わるであろう教育費を最優先に考え、中学受検をすることが本格的に決まった小学5年生の時に二人でUSJに行ったきり、旅行はしていません。

私「旅行は多分、これで最後になると思う。ごめんね。」

息子「大丈夫。USJに連れてきてくれてありがとう。これから勉強頑張るわ!」

そんな会話をした記憶があります。

(ケチケチ弾丸ツアーで行ったオープンキャンパスは除きます。)

※その話は以下になります

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もし浪人をすることになったら、週末バイトを探そうと本気で考えていました。

 

「いつお金を使うの?今でしょ!」 (←東進なので。)

本当にそう思って、この費用を出しました。

 

息子の場合は、はっきり言っていろいろと消化不良でやり散らかして終わりました。

けれど、変更した志望校には現役合格し、楽しそうに大学生活を送っているようなので決してムダな費用ではなく、必要経費であったと思います。

 

以上が体験記とその費用、あくまでも個人の率直な感想となります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。