shanの雑日記

子育ての振り返りから日々の雑感など

徒競走からの自己分析力~前編~

昨日妹宅に行くと、姪と甥が前日に行われた運動会の報告をしてくれました。

事前予約した1家族2名のみ観戦可能だったので、観に行く事ができませんでした。

息子も同じ小学校を卒業しています。

 

姪「わたし、徒競走1番やってん!」

甥「おれ、3番やった…。」

私「A(姪の名前)、小学校最後の徒競走1番でよかったやん!」

 「T(甥の名前)、悔しかったら来年頑張れ!」

甥「おばちゃん、にいに(息子の事)って小学生の時、徒競走速かったん?」

私「にいにかぁ…。にいにはいつも4番やったな。笑」

息子の徒競走を思い出しました。

 

息子が在籍していた頃は徒競走の走る順番が、春に行われるスポーツテストでの50m走が基準となっているようでした。

4人一組で50m走のタイムが遅い子供達から順に走り、最終組はタイムの速い子供達が集まります。

3年生の時に、

そう言えば、毎年最終組じゃない?

と気が付きました。

息子に聞いてみると、上記のような仕組みだと教えてくれました。

私「そしたら、○○は50m走速い方なんや。」

と聞くと、

息子「でも4人の中では1番遅いねん…。みんな、めっちゃ速い…。」

 

3年生から6年生まで息子は最終組でしたが、4人のメンバーも毎年同じでした。

少年サッカー所属のA君とB君は、毎年50m走で1番と2番を争っていました。

その後を追って3番は、少年野球をしているC君。

息子は5番になることはなかったようですが、不動の4番でした。

 

3年生の時、スタートした時点で4番手。

そのまま4番でゴールしました。

4年生の時、確かスタートはC君の前に出て3番手。

コーナーでC君に抜かれて、4番でゴール。

 

息子はコーナーを曲がるのが苦手。

ビビってしまい、コーナーの手前でガクッとスピードが落ちてしまいました。

人とぶつかる事も怖がっていました。

A君とB君はサッカーで普段から、人との接触には慣れています。

C君はこの運動場でベースランニングもしていて、走り慣れています。

息子にはそういった経験もなく、どちらかと言えば当時は臆病な性格でした。

 

5年生の時、運動会を前に息子が言いました。

息子「ジャンケンでスタート位置を決めたんやけど、内側から2番目にした。」

  「1番内側は、外側からの勢いに負けて前に出られないと思う。」

  「けど、1番外からスタートしても前に出るスピードは○○にはない。」

息子は自分の弱点を把握して分析し、その対策を考えたようです。

 

さて当日、息子は想定通りにスタートでトップに立ちました。

しかしコーナーにビビってスピードが落ち、ズルズルと3人に抜かれました。

運動会が終わってから、

息子「やっぱりコーナー怖い。無理やわ…。」

私「無理やと思ってる時点で勝てることはないわ!それを克服できるかどうかは自分次第やな。」

そんな会話をした事を鮮明に覚えています。

毎年、同じようにコーナーでの失速を見ている方もイライラしていたので。笑

 

さて6年生。

息子は位置取りジャンケンに負けて、内側から3番目になりました。

スタート後はB君に続いての2番。外側のA君を中に入れさせないように、身体でブロックしていました。

おお、ブロックできるようになったやん!

そう思っていると、B君に続いてコーナーに差し掛かりました。

コーナーに差し掛かった所で、息子はB君を抜きにかかりました。

コーナーでビビってないし、突っ込んでる!

 

コーナーの真ん中でB君に並んだ瞬間、息子は足を滑らせて転んでしまいました。

 

 

 

前後編にするつもりはありませんでしたが、書いているとまた長くなってしまったので、後編に続きます。