昨日、ヤフーニュースを眺めていると、『キラキラネームに一定の制約「一般的な読み方を」法改正要綱案』という記事を目にしました。
~以下抜粋~
法制審議会の部会は戸籍法などの改正に向けた要綱案で「氏名として用いられる文字の読み方として一般的に認められているものでなければならない」という趣旨の規定が設けられた。
「漢字の読み方が社会で受け入れられ、慣用的に使われていることや、常用漢字表や漢和辞典に掲載されていることが基準」とする。また、「辞書に掲載されていなくても、届け出人に説明を求めた上で一般に認められていると言えるかどうかを判断することもある」
とのこと。これによって
○反社会的・差別的・淫らな読み方
○人の名前として違和感のあるキャラクター等の名前
○漢字と反対の意味
○読み間違いと受け取られる読み方
○漢字から全く連想できない読み方
上記の名前は認められない可能性があるそうです。
名前には様々な親の思いが込められています。
その結果として世間では『キラキラネーム』と呼ばれてしまうこともあります。
姪と甥の名前は『キラキラネーム』に分類されるかと思います。
読み仮名をふっても、なぜそう読めるのか私にはわかりません。
けれど、妹夫婦の『こう育って欲しい』という願いが込められているのがよくわかる素敵な名前です。
よく言われる『黄熊=ぷう』『光宙=ぴかちゅう』等は確かに唯一無二だとは思いますが、個人的にはさすがにどうかと…。
『名前は両親から子供への最初の贈り物』だと言われます。
私達の年代では、家長である祖父や神社で名前を付けてもらうこともありました。
元夫の名前も祖父が付けてくれたとかで、息子の名前も祖父(つまり義父)に付けてもらうのが当たり前だと思っていたようですが、頑なに拒否。
私には、自分の子供の名前を私達以外の人に付けてもらうという発想がありませんでした。
妊娠7ヶ月の頃、お腹にいるのは男の子だと確定。
そこから考えに考えました。
まずは知人・友人・親戚の子供の名前と被らないように双方の年賀状をチェック。
「うわっ。マネされた!」
とか思われるのはイヤだし…。
元夫は名前に『龍』『虎』などの男らしい漢字を入れたいと言いました。
確かに男の子らしくてたくましく育って欲しいという願いは理解できますが、私はイマイチ自分の子にその漢字を当てはめるイメージが持てず…。
かといって、『どういう人になって欲しいのか』と考えると、いくつか思い浮かぶものの絞りきることができず…。
また漢字の組み合わせも無限大。
やっと思い浮かんだ候補の名前の画数が姓名判断的に良いのか悪いのかわからないし…。
当時はネットで姓名判断というものはまだありません。
元夫一家は名前の画数は大切だと考えていたので、ものすごく悩みました。
そんな時、当時購読していた『たまごクラブ』に
5つの候補の姓名判断と、名字との相性が良い画数の名前がたくさん掲載された冊子をお届けします。
という広告がありました。
途方に暮れていた私はこの広告に頼ることにしました。
しばらくして手元に5つの候補の判断結果と、冊子が届きました。
私達が考えた5つの候補は散々な結果。酷評とはこの事か…。
元夫の考えた『龍』『虎』を入れた名前も私が考えた名前も全て姓名判断的には凶。
がっくりと肩を落として、パラパラと冊子をめくりました。
そこで1つの名前に目が止まりました。
『我が子にはこうあって欲しい』と願ったイメージ通りの漢字がありました。
それが息子の名前になりました。
以前、息子に「自分の名前は好きか」と聞いたことがあります。
息子「好きも何も、他の名前って考えた事もない。○○は○○。」
「あ、画数が多いから書道の時は面倒くさかったけど。笑」
※その辺りの話はこちら
息子の名前を決める時は名字が変わることを想定していませんでした。(当たり前。)
離婚して息子の名字が変わったことで、以前はバッチリだった姓名判断がどう変化したのかちょっと気になりました。
今度はネット検索。
かなり強いパワーとやる気を持っている人間で曲がったことを許さず一本気で何事も最後までやり通すことができる人物
とありました。
今のところそのまんま、息子。笑
名前の事で悩んでいた時、通っていた美容院の美容師さんの言葉。
「名前ってずーっと呼んでいたら、その名前の通りに育っていくよ。」
その通り、○○は○○になりました。
明るく堂々と生きていく、私達にとって大切な存在。
Every Child has a beautiful name
A beautiful name,a beautiful name
子供達は皆素晴らしい名前をもっている。(byゴダイゴ)