3月13日からマスクは『個人の判断』になりました。
その前の週の職場での事。
社長に聞きました。
私「来週からマスクは個人の判断となるようですが、ウチはどうなりますか?」
事務所に出入りする私を含めて3人は常にマスクを着用していました。
社長ともう1人の事務員さんは、1日中出たり入ったり。
私は1人で事務所にいる時も、ずーっとマスクを着用していました。
1人でいるのに、なぜマスクをしているのだろう?
と疑問には思っていましたが、外しているところに帰ってこられるのも気まずいので付けていました。
社長「個人の判断でいいよ。僕は花粉症がひどいからしばらくは付けているけど。」
(とは言いえ、以前からずっと事務所ではアゴマスクだったけどね…。)
もう1人の事務員さんは何も言いませんでした。
もともと口数が少なく、あまり積極的にお話をされる方ではありません。
けれど、ものすごく神経質な方なので多分付けているだろうなと…。
私「そしたら私は外させていただきます。」
そう宣言しました。
13日になりました。
マスクをもって出社しましたが、仕事中は外していました。
不意の咳やクシャミに備えてハンドタオルを持参して机の上に置いておきました。
マスクなしは、事務所の空気ですら新鮮に感じました。笑
仕事中は眼鏡をかけているのでどうしても曇ってくるし耳は痛くなるし、摩擦で肌や唇が荒れて大変でした。
世間の同年代の女性アンケートでは
・手抜きメイクに慣れてしまい、またメイクするのが面倒
・顔のたるみ、ほうれい線が気になる
といった意見もあるようです。
私は元々バッチリメイクとは程遠いし、顔がたるんでいようがほうれい線がくっきりだろうが、マスクの不快感に比べてそこは余り気にならない。
50歳にもなれば、たるみやほうれい線は当たり前!
全くない方が気持ち悪い…。
ホント、この解放感は久しぶり。
これが当たり前のはずなのに、当たり前でなくなったことに恐ろしさを感じました。
私の会社は来客もほとんどなく、事務所でもお互いに話しすることがほぼないので『マスク外します宣言』ができました。
これが来客が多かったり、お互いにコミュニケーションを取りながら業務を進めるという仕事だったら、多分宣言はしていなかったと思います。
その辺りも全て『個人の判断』。
あれから10日ほどが経ちました。
仕事で銀行に行くことがありました。
事務所を出て、階段を降りながらマスクを付けました。
多分、銀行はまだみんな付けているだろうなと思って。
これも私の『個人の判断』。
中に入るとマスク着用率は100%。
行員さんもお客さんも全員着用していました。
番号札を取り座席の所に行くと、席と席の間には
当行行員は引き続きマスク着用で接客します。お客様におかれましても感染拡大防止のご協力をお願い致します。
と書かれた紙が置いてありました。
これって断言は避けているけれど、『お客さんも引き続きマスクを着用してね』
って事だと解釈しました。
夕方、仕事が終わる前に向かいのコンビニにあるポストに郵便物を出しに行きました。
店員さんとやりとりはしませんが、一応マスクを持って行きました。
コンビニの入口には『マスク着用のご協力』のポスターが。
入口でマスクを付け、中にあるポストに投函し、出てからマスクを外しました。
『ご協力』とあったので『ご協力』させていただきました。
会社帰りにスーパーに寄りました。
こちらでは、中高生〜20代と思われる男性とご高齢の男性はちらほらノーマスクも見られました。
女性は年代問わず、ほぼマスク着用。
若い女性にとっては『マスク=顔パンツ』という意見もあるそうな…。
そうなると、いつ取るの?
と思わなくはないけれど、これもまた『個人の判断』。
私もスーパーの駐車場に着いてから車内でマスクを付け、買い物を済ませて車内で外しました。
入口付近に『お願い』も『ご協力』も見当たりませんでしたが、まだあの中をノーマスクでウロウロできる強靭な根性は持ち合わせていません。笑
こちらは周りの状況を見て合わせていくかな。
はい。立派な日本人です。笑
いつ着用してどこで外すか。
それもこれもみんな引っくるめての『個人の判断』なのだと私は解釈しています。
4月からは学校ではマスクの着用を求めないと聞きました。
児童・学生に関しては、各ご家庭の事情もあり考え方も様々あるかと思います。
けれど、できることならみんなの笑顔が見られる学生生活を送って欲しいな。
息子のマスクだらけの薄い薄い卒業アルバムを見た保護者としては、そう思います。