月2回ほどの平日金曜日の休日。
以前はこの休日、近場の温泉に行ったり映画を観に行ったりしていました。
※その辺りの話はこちら
1人暮らしをするようになり、節約を意識するとそうそうあちこちに出掛けられません。
家にいれば余計な出費はかかりませんが、水道光熱費は掛ってきます。
何よりヒマ。
どこか『安・近・短』できれば無料で1人楽しく過ごせる方法はないだろうか?
月2回、ポスティングされる地元情報誌をペラペラとめくりながら考えていました。
そうだ!図書館に行ってみよう!(無料だし!)
そう思いついて、地元の図書館に行ってみました。
図書館は数年前にリニューアル工事がされ、オシャレなカフェも併設されています。
工事前の旧図書館は、私が小学生の頃もよく来ていました。
小さい頃から本を読むのが好きでした。
お昼休みは学校の図書室へ行き、休日はこの図書館を利用していました。
当時、この図書館にはすっごく怖いおばさん(司書の方?)がいて、
少しでも話し声がすると「静かに!!」
ドタバタと足音をたてると「走らない!静かに!!」
おばさんが1番うるさいよ…。
なんて思っていました。
息子が保育園~小学生の頃もまだリニューアル前。
週末になると毎週のように通いました。
※その辺りの話はこちら
この頃はまだ、小さい子が騒いでいると司書の方は
「静かにしようね。」
昔に比べるとずいぶんと優しくなりましたが、まだ注意をされていました。
ところが今の図書館では、そういったことは皆無。
騒いでいても注意されることはありません。
絵本コーナーでは自由に走り回っています。
子供が寝転んで本を読むことができるスペースもありました。
子供達は自由に本を手に取り、好きな所で好きな格好で楽しそうに過ごしています。
これも時代ですね。
うるさいおばさんにガミガミ言われて萎縮することなく、自由にのびのびと本に触れることが本に出会うきっかけの1つになるのかも。
そんなふうに思いました。
階段を上がると大人向けの蔵書のコーナーがありました。
様々なジャンル別に棚がありましたが、絵本や児童書に比べると棚はスッカスカ。
これから増えるのかな?
小説の棚を見てみました。
以前に読んだことのある本もありました。
5年ほど前までは、よく本を読んでいました。
ところが老眼が進んできて眼鏡をかけても日によっては見え方が違ったり、もともと乱視がひどいのもあり、ものすごく目が疲れたりして文字を読むのが億劫になってしまいました。
なので、ここしばらくはまったく本を読んでいません。
薄い文庫本を手に取り、空いている席に座って読み始めました。
本当に久しぶりなので、なかなか本の世界に入り込めません。
階下から聞こえる子供の声や、BGMの小川のせせらぎのような音が気になります。
すっかり、集中力も衰えています…。
しばらくすると、目で文字を追うことにも慣れて本の世界に入っていきました。
ふと気が付くと、もうすぐ入館してから2時間が経過するところ。
駐車場は2時間は無料ですが、それ以上は有料になります。
それにしても、すっかり本を読むスピードが落ちていました。
わりと速読派で、手にした文庫本なら1時間ちょっとで読み終えたハズ。
今は3分の2を過ぎたあたりで時間切れ。
読んでいた本を借りて返ろうかと考えましたが、やめておきました。
お休みの金曜日のお楽しみにしたいと思います。
次回は2週間後の予定。
ただ、しおりも挟めないのでどこまで読んだのかきっと思い出せないだろうなあ。
記憶力の低下もアラフィフの悩みどころです。