今週のお題「絵本」。
現在21歳になる大学生の息子。
その息子が生後3ヶ月になる頃には寝る前に必ず絵本の読み聞かせをしていました。
※その辺りの話
寝るためのルーティン作りが目的だったので、『絵本の読み聞かせは大切な親子のコミュニケーションの一つ』なんて考えはなかったな…。
寝る前以外でも毎日毎日絵本を読み聞かせているうちに、4・5歳頃には見事に本好きな息子が出来上がりました。笑
そんな息子が5歳の時のクリスマスプレゼントは絵本でした。
クリスマスや息子の誕生日が近づくと、毎年サンタさん(元夫)から
プレゼントは何がいい?
と私にメールがありました。
息子が小学生になるまでは、クリスマスや誕生日プレゼントは私が選んでサンタさん(元夫)に発注。
特にクリスマスプレゼントは息子がサンタさんを信じている間はバレないように宅配便を受け取り、クリスマス当日まで見つからないようにしなければなりません。
なので、大きくてかさ張る物は避けて考えるようにしていました。笑
そして息子5歳のクリスマス。
すっかり本好きになった息子に本をプレゼントしようと考えました。
どんな本にしようかと探していると、『物語の主人公になれる絵本』がある事を知りました。
クリスマスの願い事
My Cristmas Wish
という絵本です。
〜あらすじ〜
〇〇はクリスマスのお願いとして、『サンタさんのお家に行ってみたい』とお手紙を書きました。するとクリスマスの準備で忙しいサンタさんは、クリスマス前日に☓☓まで迎えに行ってお仕事を手伝ってもらうことにしました。
サンタさんはトナカイと共にソリに乗って、△△ちゃんや▲▲君と遊んでいる〇〇の所にやって来ました。
みんな〇〇を羨ましがっています。だってサンタさんと一緒に北極へ行けるのですから!
サンタさんのお家では、クリスマスプレゼントの準備のお手伝いをします。
○○あてのプレゼントも見つけてニッコリ。
最後は世界中の子供達にプレゼントを配るのをお手伝い。
〇〇はすごく幸せな気持ちになりました…。
というもの。(かなりザックリ)
本を発注する際に、名前・住んでいる所・お友達の名前等を伝えると、〇〇や☓☓が実際の名前や住んでいる所で印刷される仕組み。
メッセージがあればそれも載せてくれます。
物語の主人公を好きな名前に変更でき、世界に一冊だけのオリジナル絵本になります。(物語そのものの変更は不可。)
絵本の中に自分が登場するし、実際のお友達の名前も登場するので特別感は満載。
息子も大喜びで目をキラキラさせながら、何度も何度も『クリスマスの願い事』を読んでいました。
息子が高校生になる際に大量にあった絵本は処分しましたが、この絵本は
息子「これは処分できないな。」
と言ったので、実家に残してあります。
やっぱり息子にとっては特別な絵本だったのでしょう。
その後も本を読み続け、中学2年生になる頃には本から得ただろう語彙力でハハを言い負かすまでに成長。
魔の2年目の大学入学共通テストでは、超理系のはずなのに撃沈した数学を得意の国語でカバーして何とか大学生になれました。笑
文字を追うことに苦痛を感じることなく順調に国語力だけは伸ばせることができたのも、幼い頃から様々なたくさんの絵本にふれていた事が土台となっているのだと思います。