昨年の年末以降、アラフィフの私は微妙に厚化粧となっています。
この歳になって急にお化粧に目覚めた訳でもなく、キレイに見られたいという願望も特にはありません。
普段はチャチャっと下地を塗った後、コンシーラー等を駆使してシミ・クマ隠し。
その上からファンデーションをサッと塗って眉毛を描き描き。
ほんの薄ーく上の瞼にアイカラーを2色重ね付け後はまつげをカール。
最後にリップクリームと口紅を塗っておしまい。
5分もあれば完成です。
お化粧の研究をすることもなく、もう何年も同じ。
それほど『塗りたくった感』もなく、薄化粧の方かと…。
そんな私が厚化粧になっているワケ。
それはこの家で起きた、とある出来事にあります…。
普段、リビングから玄関横にある洗面所に行くのには2パターンあり。
①リビング→キッチン→玄関ホール(ホールというほどでもない)→洗面所
②リビング→寝室→玄関ホール→洗面所
①は直角に曲がる必要がありますが、②は模様替えの後は斜めに部屋を横切ると真っ直ぐ玄関ホールに行けるようになったので、最近は圧倒的に②のパターンで洗面所に行きます。
※その辺りの話
玄関ホールは夜になると電気を付けないと真っ暗になります。
ホントに真っ暗で何も見えません。
しかし、電気のスイッチはキッチンから出てすぐの所と玄関扉の横にしかなく…。
同じく玄関ホールに面した所にトイレもあります。
夜中にトイレに行く時、寝室のドアを開けても真っ暗なので小さな人感センサーライトを玄関に置きました。
寝室のドアを開けるとセンサーが反応してパッと電気がつき、玄関ホールがほんのりと明るくなります。
電気が付いている時間は約20秒ほど。
年末、いつものようにリビングから寝室を通って洗面所へ。
寝室のドアを開けるとセンサーが反応してパッと電気が付き、普段は開けたままにする寝室のドアを閉めました。
ほんのりと明るいので洗面所の電気は付けず。
洗面所から寝室に戻ろうとすると約20秒が経過したのか電気が消えて真っ暗に…。
何にも見えなくなってしまい、洗面所の電気を付けようと手探りで探していると…。
ガツン!
痛っ!
洗面所のドア枠に、思いっきり左目の目尻の辺りをぶつけました。
慌てて保冷剤で冷やしましたが、みるみるうちに腫れてきました。
これはヤバい!
このままだったら、四谷怪談の『お岩さん』になってしまう!!
腫れるだけならまだ良いけれど(良くはない)、青アザにだけはならないで!
翌朝、起きてすぐに恐る恐る鏡で顔を見てみました。
まだ腫れているものの、色は変わっていませんでした。
良かった~!
少しの腫れならば、ちょうど前髪で隠れるので大丈夫!
そう喜んでいたのもつかの間。
日が経つに連れて、徐々に上の瞼の色が変わってきました。
ぶつけた左目の骨の周辺の上の瞼が黄色っぽく変色…。
まつげの上の二重の辺りは紫色に変色…。
最悪です。
これは何とか隠さなければ!
パートナーにバレたら、絶対に叱られるパターン。
パ「ケチらずにキチンと電気を付けなさいっ!!」
とか何とか言われるだろう…。
手持ちの化粧品を前にして、試行錯誤の開始です。
下地の後のシミ隠しのコンシーラーを、黄色くなった上の瞼に厚塗り。
紫色のアザにも丁寧に重ね塗り。
ファンデーションも目の周りは厚塗り気味。
先ずはシアーバニラ色のクリームアイカラーを上の瞼に塗り広げ。
今は全く使っていないシャンパンゴールドっぽいアイカラーを、黄色のアザの上に丁寧に塗ります。
二重になっている所の紫色のアザの上には、ブラウンのアイカラーでアイラインより太めに引きます。
左だけでは変なので、右も同じように…。
こうしてアイメイクがバッチリの、厚化粧アラフィフの出来上がり!
あれから10日以上が経過しましたが、まだ少し変色しています…。
あれから何度もパートナーと会いましたが、まだバレていません!
普段からたいして私の顔は見ていないということなのでしょう。笑
それとも私のお化粧テクニックが凄いのか?
いずれにせよ、良かった良かった。
けれど、お化粧をするのに時間がかかるのが面倒くさい…。
自分の厚化粧の顔もしっくりこない…。
1日も早く通常の、パパッとお化粧に戻れるように願うばかりです。