この休日、地元自治体で成人を祝う会がありました。
18歳で成人となりましたが、この辺りの自治体では従来通り20歳で成人を祝う会が開催されます。
もし18歳で成人式が開催されたとしても大学受験を控えた高校3年生もいるので、きっと成人式どころではないでしょう。
法律的には成人は18歳と言われても、成人式はやっぱり20歳がしっくりきます。
息子も成人を祝う会に出席することになりました。
会場に向かう前、両親に息子の晴れ姿を見て貰うために実家に寄りました。
両親は大喜び。
2人で息子の写真を撮りまくり。
息子、ちょっと照れながらも撮影モデルのようで面白い。笑
玄関前で両親と息子3人の写真も撮ってあげました。
それぞれのスマホに3人で撮った写真を送信。
両親にとっても良い記念になったようです。
息子は晴れ姿と言っても、普通にスーツを着用。
息子がこの日着たスーツ・ベスト・コートはすべてバイト先で働いて自分で購入した物。
※その辺りの話
これが女の子だったら準備も大変!
パートナーの娘のKちゃんも、今年が成人式。
昨年の早いうちから振り袖を選びに行ったり、写真の前撮りをしたり…。
振り袖のレンタル代もピンキリだそう。
私自身の成人式の振り袖は、亡き祖母が購入してくれました。
妹と共用予定だったので、身長155㎝の小柄な私には少し大きくて身長162㎝で体格の良い妹には少し小さい。笑
鮮やかな緑色ベースで、所々に蝶々の柄が施されていました。
私の成人式当日。
髪をセットしてもらう予約はしていたのですが、私も母親も髪飾りを用意するのを忘れていました。(セットに付いているものだと思い込んでた…。)
この日のために髪を伸ばし準備はしていて、セットはバッチリ。
けれど髪を飾る物が何も無い…。
気の毒に思ったお店の人が、私の前の人が使用した生花のかすみ草の残りをかき集めて髪に挿してくれました。笑
妹の時はちゃんと髪飾りを準備をしたみたい。
あの振り袖は、数年後には姪が着ることになると思います。
実家を出て会場に向かう途中、
息子「やっぱり『ぼっち』になるかなあ…。」
と呟いていました。
成人を祝う会では、卒業した中学校区で席が決められているらしい。
息子は地元中学には進学していないので、殆どの同級生は小学校卒業以来会っていません。
同じ小学校から息子高校に進学してきたのもほんの数人のみ。
息子「○○のこと、覚えてるかなあ…。」
ずいぶん不安な様子。
私「1人ぐらい、○○のこと覚えてる子もいるでしょ。」
「何とかなるし。楽しんでおいで!」
そんな事を言っているうちに、会場に到着しました。
集まりつつある人をかき分けて、会場の立て看板前で写真を1枚。
この後すぐに小学校の同級生達が息子を見つけ、
「おおっ!○○!ひっさしぶり~!!」
と声を掛けてくれました。
笑顔で同級生達に囲まれる息子。
心配していた『ぼっち』にはならなかったようです。
長かったようで短かったような…。
短かったようで長かったような…。
息子を初めて抱っこした時、
この子をこの先、無事に育てていかないといけない!
そう感じた、喜び以上のプレッシャーが思い出されます。
大事なく無事に二十歳の成人の日を迎えることができました。
親としての一通りの役目の終点も、もう目の前なのかもしれません。
遠く離れた息子の父親に、息子の成長を伝える晴れ姿の写真を送信しておきました。