前回にも書いたように、先週は金曜日がお休みだったので週末は3連休でした。
※その辺りの話
金曜日は温泉に行き、夜は久しぶりにバレーの練習へ。
借りている小学校の体育館が卒業式のため、3週間使用できませんでした。
たった3週間。されど3週間。
この間まったく運動していなかったので怪我が恐ろしく、ソロソロと動き始めたもののやはりボールを追いかけていると動きもハードなものとなり…。
ゴツン!
右の骨盤を床にぶつけてしまいました。
帰宅して見てみると、見事に青アザが…。
いい歳して青アザを作ってまでボールを追いかける。
ある意味幸せです。笑
土曜日は、『ノーマネー・ノーメイクデイ』。
つまり、家から一歩も出ずに引きこもりです。笑
休日でも外出するとなると、ある程度のお化粧はします。
それはなぜか?
ノーメイクでウロウロすると知り合いに高確率で遭遇するから!
掃除をしたり、コートハンガーの配置を考えてみたりと1日中家の中でゴソゴソとしていました。
日曜日はパートナーと久しぶりにショッピングモールへ。
無印良品10%OFFを狙ってのお買い物です。
日曜日のお昼は一緒にウチで食べることが多いので、美味しそうなカレーや炊き込みご飯の素を買いました。
リフレッシュあり、のんびりあり、お買い物ありと充実した3日間でした。
さて、休日もそろそろ終わり。
パ「また明日から仕事かあ…。」
私「仕方ないね。また頑張ろう!」
ため息をつきつつ帰るパートナーを笑顔で見送り、玄関の鍵をかけた途端、
はあ…。
大きなため息をつきました。
実はこの休みに入る前日、『臭いものに蓋』をしていたのです。
遡ること先週の木曜日。
会社に来た郵便物の中に1通の封筒がありました。
定額減税(源泉所得税)パンフレット在中
差出人○○税務署
絶対、面倒くさいヤツ。
楽しい休日の前に見る物ではないと判断して、封も切らずに放置しておいたのです…。
そして、今日。
朝から『臭いものの蓋』を開封。
やっぱりメッチャ面倒くさいヤツでした…。
※以下、かなり大まかに6月以降の所得税についてザクッと説明
令和6年6月以降給与(賞与)支払い分 本人 30,000円
同一生計配偶者及び扶養親族 1人につき30,000円
の定額減税を実施。
給与等を支払う際、源泉徴収額から定額減税額を控除するそうです。
(月次減税事務と言う。)
例 本人+配偶者=計60,000円が定額減税額とすると
○6月給与支給
天引きされる所得税額 11,750円(通常の給与計算での算出額)
定額減税額 60,000円
減税の計算 11,750円-60,000円=△48,250円
実際に天引きされる所得税額 0円
→使い切っていない48,250円は次回に繰り越し!
○6月賞与支給
天引きされる所得税額 45,000円(通常の賞与計算での算出額)
定額減税額 48,250円
減税の計算 45,000円-48,250円=△3,250円
実際に天引きされる所得税額 0円
→使い切っていない3,250円は次回に繰り越し!
○7月給与支給
天引きされる所得税額 11,750円(通常の給与計算での算出額)
定額減税額 3,250円
減税の計算 11,750円-3,250円=8,500円
実際に天引きされる所得税額 8,500円
(※8月給与支給分からの所得税額は通常の11,750円)
令和6年分の給与や賞与で、定額減税額を使い切るまで繰り返します。
ちなみに令和6年中に引き切れなかった場合、令和7年に持ち越しはありません。
その分は各市町村から『調整給付』という形で給付となるらしい…。
もう、面倒くさい以外の何物でもない!
従業員それぞれの給与支給額はもちろん違うし、扶養人数も違うし賞与の有無も関わってくる…。
完全に1人1人に即した計算が必要になってくる訳です。
給与計算ソフトならソフトがちゃちゃっとやってくれるのかもしれませんが、ウチは完全電卓手計算。
パンフレットの裏にはご丁寧に『各人別控除事績簿』なんて付けているけれど、
これを使って各個人、間違えないようにキチンと計算して源泉徴収やってね!
という事です。
こんなの年末調整で済ませればいいんじゃない?
と思うのです。
要は、年末調整1発完了では国民が感じるお得感が薄いから。
月々の手取りが増えたら嬉しいでしょ?
増税ばっかりじゃなくて、ちゃんと減税もしてるでしょ!
政府が選挙に向けてアピールしたいがため、こんなに面倒くさい事務が発生するのです…。
しかも、これとは別に年末調整で『年末減税事務』もあるんですって。
それでなくても経理は昨年から、インボイス制度や電子帳簿保存法に振り回され続けてきたのです…。
どれだけ経理(給与計算担当者)に負担を掛けたら気が済むのだろう?
もちろん、それが自分の仕事だとは理解しています。
『給与計算担当者特別控除』なんて作ってくれないかなあ…。
そしたら頑張れるかなあ…。
ちょっと現実逃避しながら、この準備のためのこれまた面倒な作業をボチボチとやっていこうと思います。