3月の半ばには新学年がスタートした息子。
学校はもちろん朝から夕方までガッツリと授業はあるし、部活もバイトもあって忙しくしているようです。
今年、息子は競技において地域別インカレ出場の目標を立てました。
出場するには参加標準を満たさなければなりません。
しかも、この4月中にクリアしなければ…。
そのため、学校が始まる前に朝練をしたり部活がない日には自主練をしたりと、完全に『競技≫≫≫勉強』の日々を送っているようです。
まあこれは、今に始まったことではない。
高校3年生になってから、目指す結果を求めて同じような事をしていたので…。
勉強は宿題程度。
あとは競技に全振り。
「お忘れですか?君は受験生ですよ〜!ホントに医学部へ行きたいの?」
と言いたいところをグッと我慢の日々でした。
本人が納得いくまで好きなようにさせるしかないな。
そう思っていました。
ただし、大学生となった今は留年だけは避けたいので
「そこそこ勉強もしなさいよ!」
とは言っておりますが…。
そんな競技漬けの息子。
今月地元で行われる大会に向けて準備をしていました。
大会会場は、私の住む賃貸のすぐ目の前。
徒歩約2分で敷地内に入ることができます。
こちらも息子を迎える準備をしていました。
大会が数日前に迫ったある日、息子からスクショが送られてきました。
画面を見ると、競技専門サイトの画面。
けれど、そこに息子の名前がない!
慌ててサイトを開いて最後まで出場選手名を見ても、何処にも息子の名前はない…。
私 「どういうこと?」
息子「先輩のミスで漏れた」
息子大学では、大会のエントリーは全て部活の担当者がエントリーの登録をすることになっているとか。
今回のような個人エントリーも、登録担当の先輩経由になるらしい…。
何故そうなるのかはわからないけど。
それで今回、その担当の先輩がミスって息子のエントリー漏れとなったとのこと…。
息子「なきそう…」
・
・
・
泣いてる場合じゃない!
久しぶりにハハスイッチが入りました。
頭はフル回転。
締め切り期限はとうに過ぎているし、プログラムも確定しているのでこの大会には絶対に出場は不可。
何か他にないのか?
専門サイトの競技日程を見ると、同日別会場でも大会がある事を発見。
ただし、大会によっては中学生や高校生だけが参加可能だったりと、参加者に制限があるものもあります。
大会要項を読むと、一般(大学生・社会人)OK!
申込は、今日まで!
けれどこの別会場は施設の規模の関係で、そこで参加標準を満たしてもそれが公認されるかどうかが微妙…。
私 「同じ日に✕✕でも大会ある!申込期限は今日まで!公認か非公認かは不明!」
息子「公認かどうかは確認する!公認だったらエントリーする!」
公認される大会だったので、ギリギリのところで別会場の大会にエントリーしました。
以下、愚痴になります。
別会場の大会にエントリーできたとは言え、出場する選手層は全く異なります。
予定にしていた大会参加者は、息子と似たような実力なので競い合うことができる。
けれど急遽エントリーした方は一般OKでも、周りはほぼ中学生。
とりあえず、自分の力だけで何とかするしかない状況。
競い合った方が良いのか悪いのか?
それは何とも言えませんが、息子からすれば思惑が大きく外れてしまうことになりました。
そ・れ・に。
何故に高速道路を走って小一時間の、別会場に行かねばならないのか?
だって、本来の大会会場はすぐ目の前!
私も頃合いを見て歩いて行くつもりだったのに…。
それが息子を連れて行かなければならなくなったので、早朝出発…。
いや、もうね…………。
愚痴しか出てきません。
その後の部活で、ミスした先輩が息子のところに謝りに来たそうです。
息子は、再発防止策を必ず講じて決して同じミスのないようにと冷静に話したそう…。
私だったら即ブチ切れるな。
息子の方が大人です。
他の部活メンバーも、息子の今年にかける思いは皆知っているので
1番漏れたらダメな奴を漏らした…。
との空気感だったそうです。
愚痴は次から次へと湧き出てきますが、
とりあえず与えられた環境でやるしかない!
息子にはそう話し、早く切り替えて前向きに考えるように伝えました。
長くなったので続きます。