shanの雑日記

子育ての振り返りから日々の雑感など

元夫のこと

以前にも書きましたが、私は人としての元夫には尊敬しているところもあります。

本当に真面目で真っ直ぐで、自分にも厳しく人にも厳しい。ただ私には合わなかった。

離婚するにあたって、元夫にも親としての自覚を持って息子の健やかな成長を支える義務があると考えました。今後、息子にとって必要な時は精神的な面も含めてフォローしてもらえる関係性を作って行きたいとも思いました。また弁護士にも『養育費は子供の権利である』と教えられたので、元夫に対し養育費を請求することにしました。同時に希望すればいつでも面会することはできるし、できるだけ面会して息子の成長を見て欲しいと伝えました。

 

私は元夫の性格から、養育費を支払わないことはないだろうと思っていました。

現に約17年間、毎月元夫の給料日には手数料は向こう持ちで振り込まれています。

この養育費のおかげで息子は6年かかる国公立医学部へ進学することができました。

息子にも父親には感謝するように伝えています。

 

離婚を前提に別居をした時、息子は8ヶ月でつかまり立ちができたぐらいの頃でした。元夫は息子のことはとても大切に思っていたので日々成長していく息子の様子がわからないのはさみしいだろうと、毎月息子の写真を撮り、できるようになった事や日々の出来事を近況報告として手紙に書いて送っていました。息子の成長とともに毎月から報告すべき事があった時だけとなりましたが、写真付きの報告は息子が小学校を卒業するまで続きました。中学・高校時代は出来事だけをごくたまにメールで伝えました。元夫から感想の返信もありました。

 

元夫は息子の誕生日とクリスマスには必ず「プレゼントは何が欲しいのか聞いて下さい。」と私宛にメールをしてきました。私はその都度「パパが誕生日プレゼント何がいい?って聞いてるよ。」「今年もサンタさんが聞いてきたよ。」と息子に伝え、息子が高校生になるまでは橋渡し役をしていました。息子が高校生になってからは、母親には相談しづらいことも出てくるだろうから直接連絡を取り合うように言いました。実際に『男でないとわからない(?)』相談もしていたようです。

 

離婚した当初に望んでいた関係性が築けていてよかった。

明日が息子の誕生日なので今月初旬には「プレゼント何がいい?」と連絡があったそうです。あまり物欲のない息子。欲しいものがない時の定番の「おすすめの本」と返事をしたそうです。