shanの雑日記

子育ての振り返りから日々の雑感など

甘くない青春の一コマと約15年ぶりの甘いもの

梅雨明け間近のこの3連休。

気温はそれほど高くはないけれど、湿度が酷い。

元から汗かきの私が更に大汗を拭いながら、息子のリベンジとなる大会を観戦してきました。

 

※その辺りの話

shanru.hatenablog.com

 

大会前日、久しぶりに会った息子の顔を見て

ああ、これはダメだろうなあ…。

そう思いました。

ハードな毎日を過ごす中で体重が3キロも落ちてしまった息子。

元々シャープな顔立ちをしていますが、頬はげっそりとそげ落ちていました。

それでも出場するとの事。

どんな結果であろうとも逃げることはしたくない。

その気持ちだけは伝わりました。

本番当日、競技開始時刻にユニフォーム姿の息子が登場しました。

 

前回息子のユニフォーム姿を見たのが約1ヶ月半前の地区別インカレの時でした。

※その辺りの話

shanru.hatenablog.com

 

観客席から見てもハッキリと体重の減少が分かります。

前回に見た時には筋肉にハリがありました。

しかし今回はそのハリがない。

一回り小さくなってしまっているようです。

そんな状態で、今できることを精一杯ぶつけましたがやはり結果はリベンジならず。

前回は泣き崩れる息子に発破をかけましたが、今回は何も声をかけることはしませんでした。

忙しい日々の中でも生活を整え、望む結果を出したいのなら体調管理を徹底しなければ同じ失敗を繰り返すだけ。

その事を母親に指摘されるようではダメかと…。

母親が細かく指摘する時期は終わりました。

20歳を過ぎ、競技歴も10年以上にもなる息子が自ら気付いて行動しなければ来年も再来年も何も変わる事はないでしょう。

息子は連休明けにはテストがあるので、競技終了後にはすぐにマンションに戻りました。

うつむき加減で歩く息子に

「さあ、テスト頑張れ!」

とだけ言葉をかけて見送りました。

 

話は変わるのですが、この連休前に実家の母親からLINEがありました。

15年ぶりぐらいにスイカを作りました。

美味しくできたのでよかったら取りに寄って下さい。

金曜日、バレーの練習の前に実家に寄って小玉スイカを1つ頂きました。

息子が5歳ぐらいの頃、スイカを食べていて突然唇が赤く腫れることがありました。

多分、口腔アレルギーだと思います。

以降、我が家ではスイカが食卓に上がることはなかったし母親も畑でスイカを作ることはありませんでした。

息子はスイカが大好きでした。

そんな息子の前で他の家族は食べることはできません。

息子も地区のお祭りなどで振る舞われるスイカを横目でにらみつけて我慢していました。笑

小学校のキャンプでのスイカ割りも、1人食べられず…。

修学旅行でデザートに出てきたスイカは友達にあげたらしい。

昨年、部活のイベントでスイカ割りをした時は美味しそうにスイカを食べる仲間達の横でせっせとお片付けをしていたそうです。笑

気を遣う息子がいなくなり、母親は約15年ぶりに小玉スイカを作ったとの事。

パートナーと一緒に食べようかと冷蔵庫に入れていましたが、どうもあまりスイカはお好きではない様子。

種をいちいち出すのが面倒くさいらしい。

私「そんなモン、食べちゃえばいいじゃない。」

と言ったら目をむいて驚かれてしまいました…。

 

ならば1人で食べるしかない。

連休最終日、1人で小玉スイカを頂くことにしました。

 

 

小玉スイカとは言え、1人分にしてはやはり大きいです。

久しぶりにスイカを切るので少し戸惑いました。笑

 


4分の3個分は一口サイズに切って、この為に買ってきた大きめのタッパーウェアに入れておくことにしました。

4分の1個分は今日のおやつです。

 

 

約15年ぶりにスイカを食べました。

シャクシャクとして甘い!

そうそう、スイカってこんな感じだったわ!

久しぶりのスイカを夢中で食べると4分の1個分、あっという間になくなってしまいました。

出した種よりも食べた種の方が多かったかも…。

いちいち全部出す方が面倒くさい。笑

イカを食べたことは息子には内緒にしておこう。

 

今回はテストがあるので息子はすぐに戻ってしまいましたが、テストが終わると長い夏休みとなるそうです。

夏休み期間中にはウチに来る予定もあるので、その時は落ちてしまった体重を取り戻す勢いで息子の好きな物をたくさん作って食べさせたい。

体調を万全な状態にし、次回の大会では再びうつむくことなく笑顔の息子が見られることを願いたいと思います。