shanの雑日記

子育ての振り返りから日々の雑感など

ラッキー?な赤ちゃん

先日誕生日だったので、この機会に息子の乳幼児期のことを振りかえろうと思います。

子育てって当たり前ですが正解がないのです。ミルクの量も睡眠時間も個々によって違うのが当たり前です。今ならわかります。しかし母親初心者マークの私は、どうしても育児書なるものを頼っていました。『○○ヶ月の赤ちゃんのミルクの量は平均×××mlぐらい』とか。

その数値からズレると焦っていました。今思うと何でそんなことに焦っていたのか。けれど初心者マークの母親はそんなものだと思います。

 

息子は産院から帰ってすぐに夜中のミルクがなくなりました。夜12時頃にお腹いっぱいミルクを飲んだら翌朝6時頃まではぐっすり寝ていました。

「1回ミルク少ないけど、大丈夫なのか?」と心配になった私は産院の先生にたずねると、先生は「大丈夫。寝てくれてラッキーと思っとき。」なるほど、ラッキーなのか。

 

息子は一人っ子で息子以外の赤ちゃんを知りませんが、多分手のかからない赤ちゃんだったと思います。ぐずることももちろんありましたが、自他ともに認める超イラチ(短気)な私がワンオペで対処できるレベルだったと思います。

あ、7ヶ月頃から少し夜泣きがありました。身体に重力センサーと背中に布団に置かれたスイッチが搭載されていましたね。

一晩中抱っこして、そーっと座って壁にもたれかかり、うつらうつらしていた日もありました。

 

日中は大抵ニコニコしていてご機嫌な様子でした。

離乳食もトマト以外は何でも食べました。(今、トマトが大好きです。)

そんな中例の育児書によると『この頃の赤ちゃんは何でも口に入れて確かめます。離乳食も手づかみ食べでの一連の動作で、脳の広範囲を刺激します。』とあります。

しかし息子はおもちゃ等を口に入れることはまったくありませんでした。離乳食にいたっては手づかみで食べることを嫌がりました。どうも手が汚れるのがイヤな様子。潔癖か!←その傾向あり。

なので早くからフォークを使用しました。握り持ち→鉛筆持ちと移行するのが面倒いなあと思ったので、最初から鉛筆持ち。

始めはうまくフォークを使えなくてイラッとしている様子でした。

ところがある日、スムーズにフォークを使ってパクパクと食べていたので、いきなり上達するものなのかと見ていると違和感が。息子は左手でフォークを持っていました。

試しに右手に持ちかえさせると「ウニャ!!」と怒って自ら左手に持ちかえました。

息子の左利きが判明した瞬間でした。

 

超イラチな私には息子のような赤ちゃんでいろいろと助かったのかもしれません。なのでワンオペでも何とか爆発せずにこの時期を過ごせたのだと思います。

今更ですが赤ちゃんの時の息子、ありがとう。

おかげて母はやってこれました。