shanの雑日記

子育ての振り返りから日々の雑感など

『余裕ぶっこき』も今のうちか

さて息子。先日はアルバイトの家庭教師の件をピックアップしたので他の様子も。

すこし前に前期試験は再試験もなく、全て一発通過したとの報告がありました。

息子の通う医学部では、1つでも単位を落とすと即留年が決まります。

ホント、親の心臓にも悪いわ…。

後期試験は年明けということで、最近は、部活・バイト・自主トレーニング・課題&レポート提出の日々を送っているそうです。

 

どうやら最近は料理に力を入れているみたい。

休日に作ったのがこちら。

まずは三色丼。

これに、茄子の煮浸しとサラダを付けていました。

 

次は昼食に茄子のパスタ。

息子が愛読している『ワールドトリガー』なる漫画の『ボダメシ(?)』を再現したいとのこと。

なんのこっちゃサッパリわかりませんが…。

 

それより、息子が漫画を読んでいた事を全く知りませんでした!

今まで息子の部屋には漫画は一冊もなかったし。

本はよく読んでいましたが、漫画には興味がないものと思っていました。

バイト代を貯め、中古で漫画本をコンプリートしたそうです。

息子いわく、高校生の頃からたまにスマホで読んでいたとのこと!!

 

私 「いつから読んでたの?」

息子「高3ぐらいかな。受験勉強の息抜きにね。」

確かに息抜きは必要ですが…。

しかしなぜ、受験期の高校3年生で漫画デビューする?

知らぬはハハばかりなり…。

 

息子「レポートに追われて凝りに凝った結果、心理学の現象について自分で仮説立てたり論文漁ってたりしたら、朝の6時までかかった」

  「今思えば深夜テンションだったのかもしれない」

  「やっぱり心理学は面白い」

この日、1時間半の睡眠時間でキチンと起きて遅刻なく学校に行ったそう。

えらい!←あたりまえ。そこ褒めるところではない。

けれどハハなら睡眠時間1時間半で起きる自信ないわ。笑

 

息子は昔から、心理学やの哲学やのといった分野がお気に入りです。

現代文の評論でそういった分野が出題されると、試験である事を忘れ、嬉しくてニヤニヤしながら興味深く読み込んでしまっていたそう。

息子「今日の模試の現代文が心理学やった。面白くて面白くて。笑」

というものや

息子「ソクラテスが、○×△※・・・ていう問題やった!」←○×△部分は理解不能

帰ってきて、嬉しそうに報告してくれました。

そういえば大学2次試験の英語の長文も、息子のお気に入り分野だったそうです。

息子「めっちゃテンションあがったわ~!」

と言っていました。

好きな分野からの出題でよかったよかった。

 

この日、睡眠時間1時間半で先輩達と参加するハーフマラソンに向けての自主トレーニングで10キロを走ってきたそうです。

私 「睡眠不足で走ったら、ぶっ倒れるで!」

息子「確かに。ちょっとフラっとしたわ」

おいおいおい。その辺でぶっ倒れるのはやめてね!

ちゃんと、迷子札は必ずポケットに入れておくように!

※その辺りの話はこちら

shanru.hatenablog.com

 

先日、初めてハーフマラソンの距離(21キロちょっと)を走ってみたそうです。

息子「12キロ超えてからなんかハイになってた」

それは、『ランナーズハイ』というもの。

 

ランナーズハイとは

ラソンやジョギングなどで長距離を長時間走っているのにもかかわらず、次第に苦しさから解放されて気分が高揚してくる状態を差す言葉。

 

私もハーフもフルも走ったことあるけど、練習でも本番でも一度もランナーズハイは経験したことなかったし。

ただ、しんどかった記憶しかない。

一度ランナーズハイを体感してみたかったな。

 

このブログを書いている時、息子からLINEがきました。

息子「提出期限2分前まで編集してたレポートを期限1分前に出した」

  「怖かった(>_<)」

私 「あのね、もっと余裕もって取り組みなよ!」

息子※すみっコぐらしのキャラが落ち込んでいるスタンプ

  「今日一日休みやからって余裕ぶっこいてたわ」

  「ちょっとだけ走ってきます」

私 「余裕ぶっこきすぎやわ!」

 

試験がない教科は、提出した課題で成績評価がされるそうです。

もし、そんな教科の提出が遅れたらどうなるのよ?

昔はこんなにギリを攻めるタイプではなかったはず…。

小中高と、夏休みの宿題は7月中には終わらせてたし。

通常の宿題も、昼休みや授業中(?)にほぼ学校で済ませていました。

 

いったい何が彼をこう変化させたのでしょうか?

うるさい親がいなくなったから?

勉強には殆ど関与してこなかったけど、それでもうるさいと感じたことも当然あるでしょう。

 

何やかんやと忙しいようで、実はまだまだ余裕があるのか?

医学部では2年生・4年生・6年生が超大変との事なので、来年は料理に凝ったり自主トレーニングに励む余裕もなくなるのかもしれません。

それとも一度、痛い目に合わないと『余裕ぶっこき』はなくならないのかも…。

一度、痛い目に合うがいい!

けど、落単はやめて!

複雑な親の思いが交錯する、今日この頃です。