さて、以前にこんな記事を書きました。
※何故かGoogle検索されている記事
『一度、痛い目に合うがいい!』
と書いた記事です。
息子、痛い目に合ったようです。
年末に教科書やらパソコンやらの大荷物で帰省し、1日だけ高校時代の同級生と遊びに行った以外は帰省中もずっと部屋に籠もり、後期試験に向けての勉強と提出課題に励んでいるようでした。
心理学(?)か何かの教科で他人評価(?)をしてもらう必要があるとのことで、アンケートを依頼されました。
自己評価と他人評価と自己願望(?)の結果を分析してレポートを提出するそうです。
?ばっかり。笑
何のことだか、さっぱりわかりません。
もう一つの提出課題の誤字脱字のチェックを頼まれましたが、私には内容が意味不明。
こんな小難しい日本語を操れるようになったのか!
と感心するだけ。笑
そんなこんなで、それなりに頑張っているように見えました。
後期試験を終え、息子から連絡がありました。
息子「1科目、再試になりました。」
あーあ。やっちゃった…。
息子の弱点、数学が関わってくる科目だったようです。
息子は医学部ですが、数学と物理が苦手です。
本人は英語と化学で合格したと言っています。
今はまだ一般教養がメインなので、普通の数学や物理の講座もあるようです。
周囲の友達は鼻歌交じりでサクサクと問題を解いていくそうですが、息子は
ヒエー!むっず!
となりながら頑張っているとのこと。
息子「やっぱりみんな、めっちゃ賢いわ!」
以前、そう言っていました。
まあ、そうでしょうね…。
学年の40%近くの同級生がその科目で再試になったようです。
どれだけ難しいのでしょうか?
とは言え、約60%は一発通過しているのだからやっぱり勉強不足なんだと思います。
再試が確定した息子はその科目が得意な友達に早速SOSを発信。
すると、懇切丁寧にマンツーマンで教えてくれるだけでなく、もっとその科目が得意な友達から得た対策等の情報もくれたとか…。
息子は友達とそのまた友達に感謝をしつつ、再試に挑むそうです。
息子にも得意科目があるそうで、とある科目のレポート提出が近づくと
「××学なら○○君が得意だと聞いたので…。」
と普段はあまり話すことのない同級生からの相談を受けることもあるそうです。
得意科目は教え不得意科目は教わり、みんな助け合いの精神。
1つでも落単すると留年が即決するので必死です。
大学受験は団体戦と言われますが、医学部の進級はそれ以上に団体戦の様子。
息子が再試の報告をしてきた時、
「再試にかかったことが悔しいんじゃなくて、そうなった自分に腹が立つ。」
と言っていました。
息子は今まで大きな失敗をしたことがありません。
中学受検に始まり、部活でも中高と好成績を残し、部活を引退してから約6ヶ月間の本格的な受験勉強で地方国公立大学ですが現役で医学部に合格。
ちょっと調子に乗っていたところがあるのかと思います。
そのあたりの事を親としては少し危惧していました。
4月に大学生となり、学校生活やクラブ、バイトにも慣れてきてちょっとフワフワとしていたのかもしれません。
ああ、やっぱりな。
正直言って、そんな気持ちです。
今回、再試にかかってしまったことで改めて気が引き締まったようです。
息子には『良い薬』になったかと思います。
留年の危機のある、かなり刺激的な薬ですが…。
とにもかくにも再試を乗り切り、無事に2年生へ進級できますようにと願うばかりです。