少し前の事。
仕事から帰宅すると、ポストに『○○電力からの大切なお知らせ』と書かれた封筒がありました。
何だろう?
電気料金が上がるお知らせか?
封筒を開けてみました。
電気料金のアップではなく、
電気ご使用量のお知らせを紙からWEBでのご案内に変更します。
とありました。
WEBに変更するためには、会員サービスの登録が必要との事。
電気料金の使用量確認やクレジットカードの利用明細の確認。
今や、WEB利用が当たり前となりました。
『いつでもどこでも簡単に料金確認ができて、ペーパーレスでエコでしょ!』
『ポイントも付いてお得ですよ!』
ということみたい。
確かに、紙による郵送には費用も人手もかかる。
企業として減らしたいのは、紙よりも費用と人手かも?
スマホ1つでいつでもどこでも簡単に料金が確認できるといっても、通信費・インターネット接続費はこちら負担になるし。
ログインするには、これまたIDとパスワードが必要になるし。
私はIDやパスワードは一切スマホにもPCにも保存をしていません。
万が一の情報漏洩と、スマホを落とした時の心労を考えると保存ができないんですよね…。
いろんなIDやパスワードは紙に書いて保管しています。
覚えていない物は面倒くさいけど、それを見ながらポチポチとログイン。
息子には保管場所は伝えてあって、私に何かあればそれを使って必要な手続きをして欲しいと伝えています。
後の人の事も考えると、紙に書いておかないと迷惑がかかるだろうし…。
電力会社の使用量お知らせは、無料で引き続き郵送も希望できます。
(電力会社に電話をして、郵送を希望する場合は有料になるのか確認した。)
けれど、携帯料金の明細書やクレジットカードの明細書の紙は有料。
携帯料金のWEB明細書の前提はまだ理解できますが、スマホやPCを持たなくてもクレジットカードは保有することができるので、紙だと有料になるのはイマイチ納得できませんが…。
有料になるのはもったいないので、そういった物はWEB登録をしています。
数ヶ月前、毎月来ていたクレジットカードの利用料金確定のお知らせメールが来なかった事がありました。
クレジットカード会社に電話して確認すると、携帯電話会社のサーバーの問題との事。
クレジットカードの利用明細は必ず確認しておきたい。
慌てて携帯電話会社の窓口に行きました。
結局、窓口でも今まで来ていたメールが突然来なくなった理由は分らず…。
とりあえず、スマホのメール着信の制限を緩めて様子を見ることになりました。
翌月、クレジットカード会社のメールは来ました。
けれど、今までブロックしていたくだらない迷惑メールまで来る羽目に!
ETCサービス自動ログイン停止について・・・・・とか。
まず、ETCは搭載してないし。
そんなメールが来るわ来るわ…。
これもある意味、WEB利用の弊害じゃないの?
とか考えてしまいます。
ちなみに私は『〇〇ペイ』も使用した事のない、超アナログ人間です。
(75歳を越えた母親ですら、〇〇ペイを使用しています…。)
スマホアプリで家計簿をつけていますが、銀行口座との連携やクレジットカードとの紐づけ等もまったくなし。
やっぱり、スマホを落とした時とかシステム障害といった不安の方が先に来てしまいます。
基本、疑い深い人間なので。
何でもかんでもスマホやPCで完結すれば、便利だろうしエコかもしれない。
けれど何か事が起こった場合、便利だった分の代償が大きくて大変になるんじゃないのか?
今回の電気料金のお知らせ。
数日悩んだ結果、引き続き紙のお知らせを希望しました。
エコじゃなく、手間も取らせてごめんなさいね…。
そんなことを思いながら、紙希望のハガキを投函。
世の中に逆行している『アナログ人間』がいつまで通用するのかわかりません。
けれどリスクの分散も兼ねて、WEB利用とそうでない物を併用していきたいと思います。
ま、この方が面倒くさいよって事は充分承知しています。笑