shanの雑日記

子育ての振り返りから日々の雑感など

若く見える自慢ではない

先週金曜日の20時前。

ソフトバレーの練習の為に体育館の鍵を開けて中に入り、壁に設置されている温度計を見てビックリ!

室温34℃、湿度60%。

見るんじゃなかった…。

数字を目にすると暑さが倍増するような気がします。笑

こんな中で約2時間近く運動する私達って、端からみると多分どうかしてるんじゃないかと思われても仕方がない。

けれどみんなそれぞれに熱中症対策をして練習をしています。

この日は12人が集まりました。

自チームの2人以外はフルネームも年齢も知りません。笑

普段はニックネームや下の名前+『ちゃん・さん』で呼び合っています。

平均年齢は多分50歳を少し超えるぐらいかな?

そんな中で体育館の壁沿いで準備運動をしていると、コートの反対側で準備運動をしていた4・5年は一緒に練習をしている他チームの男性が突然、

男性「shanちゃんって、歳いくつー?」

と大きな声で聞いてきました。

今ここで、なぜその位置で、なぜそんな大声で聞くのか?

レディ(?)に向かってデリカシーというものがないのか?

周りに人もいるのに!

まあでもサバを読むのも面倒だし、

『いくつに見える?』

とかやるのも鬱陶しい。

私 「今年で52よ!!それが何か?!」

と大声で返事しました。笑

男性「マジか?!ずっと2つ3つ歳下だと思ってた!!」

その男性は48歳らしい。(知らなかった。)

ということは45歳位だと思ってたのか?

私 「それはどうも!!ヨイショされても何もあげるものはないよ!!笑」

そのやり取りに周りの人は爆笑。

ああ、ウケてよかった…。

 

実年齢よりも若く見られるのは自慢ではなく、良い事ばかりではありません。

中学生の頃から妹は私よりも背が高く、また目鼻立ちもしっかりしているので一緒にいると必ず妹の方が姉だと勘違いされます。

それはこの歳になっても変わらず。

すると妹は

『そんなに老けて見えるのか…。』

と少しご機嫌斜めになるし。

25歳でホノルルマラソンに出場するために仲間たちとハワイに行った時、アルコールを注文すると私だけ必ず年齢確認されたし。

30代になると、実年齢よりも若く見られることに対して

『そんなに頼りなく見えるのかなあ…。』

と悩むこともありました。

私の母親は昔、実年齢よりも若く見られると

『バカにされてるようで腹が立つ!』

と怒っていました。

当時はなぜ若く見られて嬉しく思わないのか疑問でしたが、今になると何となくその気持ちもわかるような気がします。

バカにされているとまでは思いませんが、−7歳はそう言われても嬉しい気持ちはありませんでした。

だって鏡を見れば一目瞭然です。

この隠しきれないシミにハリ感のないお肌…。

 

 

45歳はさすがにムリ。

嘘っぽい感じしかないし、ホントにヨイショ感が半端ない。

かと言って、老けて見られるのはやっぱりイヤかも…。

−2・3歳ぐらいに見えるのがちょうど良いかもしれません。

 

息子は息子で深夜に友人宅で飲み会をした後、自転車をついて歩いての帰宅途中(アルコールを飲んで自転車に乗ると飲酒運転になるので、飲んだら絶対に自転車には乗らないらしい。)、パトカーに乗った警察官に呼び止められ

警「そこの君!歳はいくつ?」

職務質問を受けたそうです。

18歳未満の青少年が22時以降にフラフラしていれば、注意や指導の対象となります。

息子が学生証を見せると

警「すいません。お兄さんお若く見えるので…。」

と言われたとか。

そう言えば息子の父親も昔、後輩よりも若く見られて

『そんなに貫禄がないのかな…。』

と落ち込んでいたこともあったなあ。

両親がコレなので、息子も30代・40代と箔を付けたい年齢で同じように悩むことになりそうです。笑

その悩みを打ち破るには、両親には無かったであろう『人間の深み』のような物を身に付けるしかないのかもしれません。