shanの雑日記

子育ての振り返りから日々の雑感など

1人でゴジラを観ただけの話のはずが…

1人暮らしを始めてから、週末はパートナーと過ごす事が多くなりました。

お互いの子供が小さかった頃や息子の大会・受験等があった頃はゆっくりと過ごすことはできませんでしたが、子供の中で最も手の掛ったウチの息子が巣立った今、2人でのんびりと過ごしています。

そんな先週末。

パートナーの娘のKちゃんが体調不良との事で週末の予定はキャンセルとなりました。

子供に関する事は長年にわたってお互い様。

さて、急に週末の予定がなくなり1人暇になりました。

どうしようかなあ…。

寒いし、家でゴロゴロしてようかなあ…。

とも思いましたが、今さらながら映画『ゴジラ-1.0』を観に行くことにしました。

上映開始からずいぶん日にちが経っているのでガラガラだろうと思いましたが、なんのなんの。

週末だし、座席数の少ないホールでの上映だったのもあるのか8割方は埋っていました。

普段、映画は金曜日のお休みを利用して行くので混み合い具合にビックリ。

※その辺りの話

shanru.hatenablog.com

 

やはり『ゴジラ』とあってか、観客の平均年齢はかなり高め。笑

映画自体は定番の音楽に合わせて登場するゴジラにドキドキハラハラ。

最後は予想外のハッピーエンドで、1人で楽しい時間を過ごしました。

 

今回ゴジラを観ようと思ったのは、前回の『シン・ゴジラ』を観ていたから。

シン・ゴジラ』は息子と一緒に観に行きました。

息子が中学に入学して、競技で超忙しくなる前の穏やかな時期。

プチ反抗期に入って小憎たらしくなる前の、まだまだかわいい時期でした。笑

2人ともそれほどゴジラが好きな訳でもなく、一緒に観に行く事になったきっかけは忘れましたが、映画を観終わったあとは2人とも大満足だったのは覚えています。

 

息子と初めて一緒に観た映画は『崖の上のポニョ』でした。

当時息子は保育園児。

初めて観る映画に目をキラキラさせ、静かにしなければならないけれどおなじみの歌が流れると我慢できないのか、身体は楽しさいっぱいで左右に小さく動いていました。

その様子を見て、胸がいっぱいになって涙ぐむ私…。

 

子供の成長を感じた時、親はふと涙が溢れそうになることはよくあると思います。

かけっこで必死に走っている運動会。

お家でいっぱい練習してきた事をお披露目するお遊戯会。

すっかり大きくなった後ろ姿に成長を感じる卒業式。

親の涙を誘うイベントは数々あります。笑

私の場合、これらのイベントで涙が溢れそうになることは殆どありませんでした。

その変わり、ふとした時に息子が楽しそうにしている様子を見るともうダメ…。

何故だか胸がいっぱいになって涙が溢れそうになってしまう…。

きっと、その楽しそうにしている様子がたまらなく幸せに感じて嬉しかったのだと思います。

まだまだ『親歴』も浅かったからかもしれません。笑

 

この前のお正月や成人式で帰省した時。

息子は毎日が忙しくて大変だと話していました。

けれど、そう話す目はやっぱりキラキラしていました。

自分がやりたかった勉強ができる喜び。

新たな目標を掲げ、独自で試行錯誤している競技。

息子のキラキラした目は、充実した日々を送っている証拠。

さすがにもう涙ぐむことはありませんが、息子の楽しそうな様子を見るとやっぱり幸せな気分で胸がいっぱいになりました。

基本的な琴線は変わる事はないのでしょう。

 

あれ?

なぜ『ゴジラ』からこんな話になってしまったのか?

不思議でしかたがありません。笑