shanの雑日記

子育ての振り返りから日々の雑感など

映画は1人で

仕事がお休みの金曜日、久しぶりに映画を観に行くことにしました。

月に2日は平日の金曜日にお休みがあるので有効活用しています。

※その辺りの話はこちら

 

shanru.hatenablog.com

 

行く時は必ず、朝イチの時間。

人も少なくて、映画によっては広い映画館がほぼ貸し切り状態になる時もあります。

観たいと思った映画も公開後すぐには行かず、しばらく経って人が落ち着いてきた頃の金曜日に行きます。

今回観た映画は『すずめの戸締まり』。

特に新海誠監督のファンでも世界観が好きって事でもないのですが…。

 

息子が中学生の時、周囲の子が『君の名は』を観て

「良かったわ~。あれは観る価値ありよ。」

と言う感想を聞いて、観たいと思ったとのこと。

ところが中学時代、部活+クラブチームでの練習で忙しかった息子は友達とスケジュールが合わなくて、結局私と一緒に行くことになりました。

当時はプチ反抗期中。

こちらとしても気を遣い、映画館の中に入るまでは少し距離を保ちながら一緒に行った記憶があります。笑

『君の名は』を観たので次回作の『天気の子』も観に行きました。

映画の内容も息子と行ったかどうだったのかも忘れました。

そんなこんなで今まで全シリーズを観てきたので、せっかくなのでここまできたら集大成と言われる『すずめの戸締まり』を観ようと思いました。

映画の内容については触れずにおこうと思います。

 

若い頃は1人で映画を観ることはありませんでした。

大学時代は映画好きだった友達がよく試写会に応募し、当選していたおこぼれにあずかっていました。

映画の内容的に当たり外れはありましたが、当たり外れがあるからこそ気を遣わない相手と一緒に観に行っていたのかもしれません。

お互いに彼氏ができても、それぞれに彼氏と観たいと合致したものは彼氏と行くけれど、それ以外の『ちょっと気になる』程度のものは友達と2人で行きました。

他人と映画を観るのって、なかなか難しいなあと思っています。

観る映画の趣味が合う合わないやストーリーの好き嫌い等、いろいろ気の遣いどころが満載…。

 

昔、パートナーに映画を観に行こうと誘ったことがあります。

パートナーはどうやら『わざわざ映画館に行って映画を観る』という事に興味がなかったみたい。

ほんの一瞬だけ顔に「え?映画?」

と書いていました。

すぐにその表情はなくなりましたが、その一瞬を見逃しませんでした。

結局1度だけ一緒に映画を観ましたが、次回からは誘わないでおこうと思いました。

興味もないものに2時間以上も付き合わせるのは申し訳ないし、

楽しんでるかな?やっぱりつまらないかな?

なんて相手を気遣いながら映画を観るのはこちらが楽しめないし…。

 

もう一つ、平日の金曜日の朝イチに行くのには理由があります。

土日は人が多くてコロナが気になるという事もありますが、それよりも気になるのが

『ポップコーンの匂い』。

あの香ばしい独特の匂いが苦手です。

ポップコーンが嫌いなのではなく、映画館中に充満する匂いが苦手。

映画を観ている間に食べるのには、片手で手軽に食べられてバリバリと音がしないポップコーンが最適なのは理解できます。

けれど、なぜポップコーンを片手に映画を観るのか?

暇つぶし?

口がさみしい?

映画=ポップコーンが定番だから?

様々な理由があるのかもしれません。

けれど、あの匂いの中で2時間以上過ごすと匂いが気になり過ぎて肝心の映画に集中するのが難しくなります。

その日の体調次第では少し気分が悪くなる事も…。

前後左右でポップコーンを食べられたら、その時点で映画を楽しむことができなくなります。

その点、平日金曜日の朝イチではポップコーンの匂いにまみれることもありません。

集中して映画を楽しむことができます。

 

好きな時に好きなものを気遣いなく観ようとすると、やっぱり映画は1人で観るのが1番のような気がします。

「良かったわ~。」

「イマイチやったな…。」

などの感想は、映画が終わってからいつも立ち寄るスタバでコーヒーを買い、車の中でホッとひと息つきながら自己完結します。

 

パートナーと会った時、金曜日に映画に行ったという話をポロッとしてしまうと、

「え?1人で行ったの?」

という表情になりますが、それは気付かないフリ。

観たい映画が合致すれば一緒に行くかもしれませんが、多分それはないかな。笑

これからも映画は1人で楽しもうと思います。