この週末。
息子から電話がありました。
つい先日、こちらからのLINEは3日間もスルーしていましたが…。
普段、スマホと連携した腕時計でメッセージは読んでいるとの事。
それではこちらが分らない!
と何度も言っているのですが。怒
そんな息子からの電話は、聞いて欲しい事がある時です。
息子「ちょっと、聞いて欲しいんだけど!!」
やっぱりね。笑
息子は今、これから入社・入学で大忙しのスーツ量販店で短期バイトをしています。
昨年も同じ所で同じ期間、短期バイトをしていました。
今年は息子以外にも短期バイトリピーターが数人いるそうです。
それだけ魅力の時給お仕事ということらしいです。笑
そんな息子の愚痴①
開店してすぐご来店のお客さま。
引き取り券をお持ちだったので、息子はバックヤードに置いている補正終わりのスーツを取ってきたらしい。
一応、補正の仕上がったスーツは試着するそうです。
お客さまがスーツを手に取ると…。
お客さまのオーダーと違っている事が発覚!
これは補正の受付を担当した人のミス…。
けれど、お客さまにはそんな事は関係ないので息子に怒りが集中砲火!!
ひたすら謝る息子。
とにかく謝罪しまくって、何とかお客さまの怒りも頂点から収まったところで今後の対応もあるので社員さんにバトンタッチ。
やれやれ…。
ほっとしたのもつかの間、そのお客さまのお買い上げ品を他の人が1つ袋に入れ忘れている事に息子が気づき、商品を掴んで既に駐車場に出ていたお客さまを猛追。
で、
「ホント、お宅らどうなってるの!!」
留めのお怒りを買った息子…。
そんな息子の愚痴②
朝から最悪…。
テンションだだ下がり気味で、またお店に立つ息子。
次に対応したお客さまもスーツの引き取りのお客さま。
で、またバックヤードから取ってきて試着。
お客「これ買った時にさあ、2パンツって聞いてなかったんだけど?」
「事前に何の説明もないって、おかしいと思うんだけど?」
そのお客さまは、息子が胸に付けている『研修中』というプレートを見ながら(バイトは全員付けている。)薄ら笑いで息子に説明を求めたそうで…。
知らずにもう1つパンツが付いてたらラッキーじゃん!
そう思いながらも、またまた謝罪を繰り返し…。
できる事は誠心誠意お詫びするのみ…。
息子「怒鳴られるより、薄ら笑いはある意味恐怖よ!」
この場は社員さんには変わらず、息子の説明と謝罪でご納得頂けたとの事。
息子「ホントにホントに、今日は朝から最悪だった!!」
もう愚痴るのなんのって…。
私「君がやらかした時、誰かが謝ってくれてる事もあるかもよ?」
息子「そうかもだけど…。」
「別に怒られる事はそれも仕事だと思ってるからいいんだけど、さすがに朝から2 連チャンは凹むわ。」
だそう。
確かに、朝イチから2連チャンで怒られたら愚痴も言いたくなるでしょう。笑
バイトの中には、
「親にもこんなに怒られたことないのに…。」
と辞めてしまった人もいるとか…。
小さな頃から親や監督、顧問から怒鳴られる事に慣れている息子には、屁ともないようで。笑
『怒られる』耐性って、ある程度は必要なのかもしれません。
他にもこれは息子が対応したのではないけれど、数年前にお兄さんのスーツセットを買ったお客さまが今回弟さんのスーツを買うのに
「このセットと全部同じ物で用意して!」
と数年前のレシートを持参したらしい…。
とりあえず同じ物はあったのだけど昨今の物価高、当然数年前よりお値段は高くなっています。
「なぜ同じ物なのに値段が違うのか!」
とキレるお客さま…。
息子「もういろんな人が居て。しんどいけれど面白いわ。笑」
との事。
只今、世間の荒波に揉まれているもよう。
これも必要な経験だと思います。
怒られる事が続いても、何だかんだで『面白い』と思っている間は大丈夫。
ハハとしては、息子のガス抜きの愚痴ぐらいは聞いておこうと思います。