今日はブログにも書いてきた、息子の地区別インカレ本番の話となります。
先ずは今年の始めに初詣に行った時、息子の今年の目標を知りました。
※その辺りの話
この時、実はインカレという大会を知りませんでした。笑
誰でも参加できるのではなく、参加標準をクリアしなければならないとの事。
その参加標準をクリアするために4月には怒濤の大会出場ラッシュ!
※その辺りの話
何とか参加標準をクリアし、その後は大学をお休みする手続きもクリアしました。
※その辺りの話
準備万端整い、いよいよ地区別インカレの会場に向かいました。
前日、今さらあれやこれやと言う事はありませんが一言だけ息子にLINEしました。
『せっかくここまで来たのだから後悔のないように全力でやり切っておいで!』
息子からの返事は
『はい』
と一言。
緊張しているのか集中しているのか?
どちらかというよりも、多分両方だと思います。
さて当日、道中のアレコレはすっ飛ばし会場に到着。
多くの大学生が準備運動をする中に息子の姿を見つけました。
大学生の大会のたびに思うけれど、ホントに息子は身体が小さい。
この春の健康診断で『身長が6ミリ伸びた!』と喜んでいましたが…。
体格的にはかなり不利となるけれど、それを乗り越えてよくやってるよなあ。
そんな事を思いながら、準備運動をする息子を見た後に観客席に向かいました。
一般観客席に出ると、目の前の光景にビックリ!
向かい側の観客席にはズラーッと各大学の応援エリアが広がっていました。
各大学のエリアでは、替え歌あり踊りありの華やかな応援が繰り広げられていました。
選手が登場すると応援席はいっそう盛り上がります。
競技が始まる瞬間は静寂に包まれます。
そして競技が始まると、大きなメガホンでの声援が飛び交います。
インカレは大学別の争いでもあり、その総合成績次第では1部の最下位と2部の最上位の入れ替えがあるそうです。
なので応援も必死!
1部はその競技では名の知れた強豪校揃い。
息子大学はもちろん2部。
しかもこの10年でインカレに出場した記録がないので、学連の登録すらしていなかったらしい…。
応援席の割り当てなんてもちろんナシ。笑
ハハが一般観客席で応援するのみです。
時間になり、ユニフォーム姿の息子が登場しました。
競技開始。
力んでいるのか?
周りに合わせている様子で、息子らしい思い切った動きではありません。
結局、最後まで実力を出し切る事のできないまま競技終了。
あーあ、残念。
きっと悔しい思いをしているだろうなあ…。
そう思いながら競技を終えた息子に会いました。
息子「ああっもう!やらかしてしまった!!」
「自分の力を信じる事ができなくて周りに合わせてしまった…。」
「今、この時点で余力があるような戦いはダメ!!」
「ここまで来ていったい何をやってるのか…。」
やはり後悔しかない様子。
実力が足りないというよりは、大学生になってからの実践経験が足りないように思います。
実力が拮抗した者達が集まるような環境での実践が圧倒的に少ない。
強豪校のように部内で切磋琢磨する機会もなければ、テスト等の兼ね合いで出場できる大会も少ない。
なので、本番で自分の力を信じ切る事ができないのだと思います。
息子「高っい授業料になったわ。笑」
「けれど、もう次からは迷わない!自分のスタイルでやる!」
失敗から学ぶ事ができればそれで良し。
目標を掲げてから数ヶ月。
その目標を追い求めて努力し続けてきた事、目標を達成した事。
そして本番で失敗した事。
その全ては決して無駄ではなく、息子にとって学び多き数ヶ月間だったと思います。
息子「さあ、帰ってテスト勉強頑張らないと…。ああヤバい!」
自宅マンションで缶詰になって勉強する予定だとか。笑
目の前に迫るテストは失敗することなくクリアしてもらいましょう。
息子「次は昨年のリベンジするから!!」
※その辺りの話
昨年、不甲斐ない結果しか出せずに初めての涙を流した大会。
今回の悔しい思いから学び、切り替えて新たな目標を立てたようです。
息子らしく、また前を向いてガツガツと突き進んで行って欲しいと思います。