shanの雑日記

子育ての振り返りから日々の雑感など

再復活

バタバタと引越しの準備に取りかかっていた時期。

新居に持っていく物と捨てる物を、バッサバッサと仕分けしていました。

実家に戻って約18年。

ホントにもう、いろいろな物が出てきました。

 

服や靴等の燃えるゴミは、放置していた息子の分もあわせて100均で買った45Lの白いゴミ袋に10袋以上は捨てました。

動かなくなったハンディ扇風機等の小型家電や、ファイルやカゴ等のプラスチックゴミも多数ありました。

軽自動車の後部座席を倒してフラットにし、3・4回ほど自治体の焼却施設に持ち込みました。

そんな中で、昔にいただいた指輪等の貴金属も発見。

捨てるにはもったいないし、今後身に付ける予定もない。

買い取り業者に持って行くと、37,000円で売れました。

※その辺りの話

 

shanru.hatenablog.com

 

それらと一緒に出てきたのが、若い頃に自分で集めたピアス。

肌が弱いのですべて18金です。

大学生の頃、少しでもオシャレをしようとイヤリングを付けていましたが、これがよく落とすのなんの…。

片っぽだけのイヤリングが残りました。

しばらくすると、同級生の女子達が次々とピアスの穴を開け始めました。

耳元に光るピアスが何とも可愛らしく見えて。

耳に穴を開けるのは少し怖かったけれど、勇気を出してピアスの穴を開けてくれる病院に行き、ピアスホールを作りました。

それからは少しずつ、ピアスを集めました。

小さい石のものや、少しユラユラと揺れるもの。

大学生から社会人。そして結婚。

私の耳元にはいつもピアスが光っていました。

息子を出産後、育児をしていると万が一ピアスが落ちて息子が口にしたり、尖った部分でケガをしたりするかもしれないし。

息子を抱っこした時にキラリと光るピアスに興味を持ち、手を伸ばすかもしれない。

育児中はピアスは危険だと考えて外していました。

それ以降、すっかりピアスの存在は忘れていました。

 

約10年前の40歳の頃、

40歳になるし、少しはオシャレに気を使ってみるか

ふと、思いつきました。

息子も10歳。

もう危険なお年頃ではありません。

抱っこなんて、もうさせてはくれないし。

ピアスを探し出しました。

けれど10年も付けていないので穴が塞がっているだろうなあと思いながら、1つ手に取り、鏡を見ながら穴に通してみました。

少し抵抗は感じましたが、左右供にピアスを通すことができました。

アラフォー。ちょっと頑張ってみる!

そう意気込んだのもつかの間、面倒になってあっという間にやめてしまいました。

そしてそこから10年後の今年、ピアスを再発見しました。

 

18金だし、指輪と一緒に売れるかもと思いましたが、

50歳になったし、それなりにオシャレを頑張ってみるか!

私がオシャレに気合いを入れるのは、10年周期なのか?

あれからまた10年。

穴が塞がっている心配はありましたが大丈夫でした。

10年経っても穴が塞がらないのが、ちょっと怖いかも…。

回復能力が衰えているから?

これも歳のせい?

 

左右の耳元に、昔のピアスがキラリと光りました。

あまりにも若々しいデザインの物は処分しました。

残っているのは、50歳でも付けていておかしくないような小さい石のものばかり。

鏡を見ると、顔はそれなりですが左右のピアスが光っているだけで、少し華やかになったように見えました。

思い込みかもしれませんが、思い込みも大事。

いろいろとバタバタし、ちょっとモヤモヤとした数ヶ月を洗い流すように、少し気分も上がりました。

春だし。

若く見られたい願望はないけれど、小綺麗なアラフィフを目指して今ある物でちょっとオシャレにも頑張ってみようかと思います。

 

また面倒になって約10年後のアラ還を迎える時、再々復活となりませんように…。