休日の夜。
昨年のリベンジをようやく果たすべく、スーパーで購入したシャインマスカットを食べていました。
※その辺りの話
昨年のモノとは比べものにならないくらいに、みずみずしくてプリップリ!
口の中にいれて噛むと溢れるかと思うほどに一粒も大きいし、何よりもすっごく甘い!
ホント、昨年のぶどう農園のシャインマスカットには騙された感しかない…。
(思い出したらまた腹が立ってきた!)
1人満足しながら美味しいシャインマスカットを食べていると、息子からの電話がありました。
おっと…。
これはまた愚痴か?
大抵、息子の電話は愚痴を聞いて欲しい時にかかってきます…。
※その辺りの話
恐る恐る(笑)電話に出てみると…。
息子は久しぶりの上機嫌で話し出しました!
この日、息子は後輩が出場する大会に補助員として同行したそうです。
(大会によっては、選手を出場させるのならば補助員も出せと言われるものもある。)
本来なら息子もこの大会に出場したかったそうですが、今は腰のリハビリ中。
ならば勉強のために競技も見たいので、自ら補助員を買って出たそうです。
補助員には色々な仕事があるのですが、希望する仕事をいくつか書いて補助員登録をするらしい。
で、息子。
いつも同じような仕事ばかりしているので、どうせなら今までした事のない仕事を希望したそうです。
その仕事というのがなんと、場内アナウンス!
まさか息子がアナウンス?
と言うのも、息子の声はとても聞き取りにくいのです。
声が低いのと口先だけでゴニョゴニョと話す感じなので、なかなか1度でスッと耳に入らず、私でさえ
「えっ?もう1回言って!」
と言う事が度々あるのです。
おじいちゃんおばあちゃんは
「○○は何言ってるか全く聞こえん!」
とよく言ってたぐらい…。
再度聞いても聞き取れない事もあり、何度も聞くのは申し訳なくて何となくわかったフリをする事もしばしば…。笑
息子も自分の声が通りにくいことを自覚しています。
しかも競技の特性上、殆ど実況中継的なものとなるので難しそう…。
息子「めっちゃアナウンスが上手いって褒められた!」
「記憶にある限りの☓☓☓のおばちゃんのマネをした。笑」
☓☓☓は地元競技施設であり、そこで行われる大会ではいつもベテラン女性の方が場内アナウンスを担当されています。
息子は約10年、大会と言えばこのおばちゃんベテラン女性のアナウンスを聞いてきました。
息子にとっては、場内アナウンス=おばちゃんベテラン女性のアナウンス。
私のスマホにある息子の競技動画のアナウンスも、ほぼこの女性のものです。
息子がアナウンスした録音をLINEで送ってくれたので聞いてみて、飲んでいたモノを吹き出しそうになりました。笑
ホント、おばちゃんベテラン女性のアナウンスにそっくり!
抑揚の付け方から間の取り方。
地元の競技民が聞くと、大ウケすること間違いない。笑
子供が学校の先生のモノマネをするみたいな感じ。
久しぶりに大笑いしました。
それにしても、普段は聞こえづらい息子の声はすっかり余所行きの声に様変わり。
耳通りが良く、滑舌もしっかりしていました。
とても同一人物とは思えない。笑
息子「ちょっと不安だったけどやってみたら面白かった!」
楽しそうな弾んだ息子の声が聞こえてきました。
最近は電話と言えば愚痴ばかりだったので、久しぶりに聞く息子の楽しそうな声にハハも嬉しくなりました。
たまには楽しい報告も聞きたい。笑
息子「アナウンスは面白かったけど早く選手として出たいな」
やっぱりそれが本音だろうと思います。
リハビリとしてあんなに避けていたウエイトトレーニングにも取り組み、徐々に本格復帰に向けての競技練習も再開しているとのこと。
一応、今月末にある大会にエントリーしたそうです。
実際に出場できるかどうかわかりませんが、エントリーすることで明確な目標となってモチベーションUPに繋がるでしょう。
ビビりの息子にとって、腰への不安を払拭するのはなかなか難しいかと思います。
けれど次は、競技復帰した息子の弾んだ声を聞きたいとハハは思います。