shanの雑日記

子育ての振り返りから日々の雑感など

東進衛星予備校体験記①~受講してみた感想(費用も公開)~

いくつかの塾の無料体験をして部活で完全燃焼した後、高3の7月に入塾した東進衛星予備校

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shanru.hatenablog.com

 

以下は息子が通った校舎、選択した講座と受講した息子の感想、息子を通わせてみた親の率直な感想を書いてみたいと思います。

あくまでも個人的見解です。

何かのお役に立てればと思い、実際に支払った費用についても記載します。

入塾にあたって、まずは面談がありました。

高1・高2で同日模試を受けていたので塾には息子のデータがありました。

部活に全力を注いでいた高2の同日模試の結果は、6割強といったところ。

その頃、息子の志望校は旧帝大の医学部でした。(無知って最強ですね…。)

担任「ここから現役で△△大は、正直言ってかなり厳しいよ。地方大なら充分可能性はあると思う。それでも△△大を目指しますか?」

息子「はい。」

担任「そうしたら、志望校合格に向けて対策をしていきましょう。」

と言うことで、受講講座の確認となりました。

 

息子が東進衛星予備校を選んだ時点で、ネットで情報を調べていました。

いろいろな評判があることがわかりました。

この後、様々な講座を勧められるだろうと覚悟をしました。

息子の希望としては

①壊滅的な数学と物理を何とかして、戦えるレベルまでもっていきたい。

②共通テスト対策もしたい。

③志望校の二次試験の記述対策を知りたい。

②と③は当たり前です。

ということで、7月ではありますが①のために通期講座からスタートしました。

通期講座は6月中にある程度完成させて7月で修了が目安となっているそうです。

数学と物理を立て直すとなると、それなりの講座数が必要だろうと考えました。

そうなると単品の通期講座より、通期ユニットで申し込んだ方がお得になります。

(息子の場合、33,000円安くなりました。)

しかし、ユニットにはもれなく高速基礎マスターがついてきます。

 

○高速基礎マスターについて

以下、息子が使用した感想です。

●英単語1つに対して語彙が1つだけなので物足りない

●毎回1つの英単語に対して同じ選択肢なので、単語を正確に理解していなくても他の解答を見て何となくカンで当たる

●見返すことができず、自分で要注意単語がチェックできない

●校舎の『高速基礎マスターやれやれ圧力』がとにかく鬱陶しい

『やれやれ圧力』が鬱陶しいので、スキマ時間をフル活用して高速で修了させました。校舎新記録でスタッフさんにも「君が高速基礎マスターの○○君か!」と覚えていただいたそうです。

ネットでも『やれやれ圧力』がすごいとの噂でしたが、息子が通う東進衛星予備校とは違う経営母体の東進衛星予備校に通う同級生は、何も言われなかったそうです。

経営母体や校舎によって『やれやれ圧力』は違うのかもしれません。

 

○通期講座について

数学と物理の通期講座(映像授業)をドンドン受講していきました。

たくさんの講座の中からどれを選べば良いのか。

分厚い講座のパンフレットの中から選んでいる時間は息子にはありません。

息子は自分の苦手分野を分析して把握した上で担任を捕まえて相談し、受講講座のアドバイスをもらうようにしていました。

映像授業の中では、息子はよく物理の講座の話をしていました。

とにかく講師の話が面白くて、笑いを堪えるのが大変だったと。

面白いだけでなく、わかりやすくて高校の授業ではサッパリわからなかったことが基礎から理解できたとのことでした。

東進はお辞めになっていて数年前にお亡くなりになったとの話だったので、おそらく『スタンダード物理』(やまぐち健一講師)を受講していたのだと思います。

数学に関しては、あまり口にすることはありませんでした…。

 

○過去問演習講座(共通テスト対策)について

先にも書きましたが、通期講座は本来なら7月で修了して過去問演習講座(共テ対策)に進みます。これは9月中旬までには終わらせるようにと言われました。

9月からの、過去問演習講座(二次対策)と単元ジャンル別演習講座に使用するためだと思われます。

過去問演習講座(共テ対策)では、共通テストの過去問(センター試験)と東進の共テ対応模試等を組み合わせた10年分相当をやっていかなければなりません。

今までインプットをしてこなかった息子が、この時点でアウトプットの過去問演習講座をするのは、はっきりいってムダ。とにかくボロボロだったそうです。

7月に受験勉強を開始したのだから、仕方がありません。

しかし、共通テスト直前(12月)にやり返した時にはとても役に立ったそうです。

 

ここまでの料金を入塾時に支払いました。

入塾時に二次対策も進められましたが、とりあえずここまでで様子をみたいと伝えました。先々の講座を申し込んでも7月スタートの息子がたどり着けるのか…。

入学金・担任費・通期ユニット5・模試費・共テ対策等で支払った料金は合計512,380円です。(通帳記入より)

入学金は免除であったかもしれません。

大学受験が終わった時点で、塾関係のものはバサッと捨ててしまったので細かい内訳はわかりません…。

 

夏休みになると、上記のダブル講座と平行しながら自分で参考書を使い、ガツガツとインプットにも力を入れていきました。

 

次回に続きます。