京都4時間の一人旅~前編~の続き
さて、また南禅寺の方に戻って今度は北に向かうことにしました。
しかし、ネットで行き方を見てもよくわからず…。
たくさんの人が北方向に歩いて行くので、この流れは永観堂へ向かうのだろう!
と思って、また着いて行くことにしました。←行き当たりばったり過ぎ。笑
東山中学・高校前を通ると、たくさんの笛の音が聞こえました。
聞いたことのある曲だなあ。
けど、教科書にあるような曲ではないぞ?
『ピッピー ピピピ ピッ♪』
笑点ですか!笑
周囲の人も笑いながら、永観堂に向かいました。
永観堂に到着。
ここでは検温と消毒後、拝観料1,000円を支払って中に入りました。
『秋の寺宝展』が開催されているとのことで、お堂の中に入ることにしました。
釈迦堂・御影堂・阿弥陀堂といった様々なお堂が渡り廊下で繋がっています。
堂内の文化財は撮影禁止の為、それらを眺めつつ外の景色を楽しむことにしました。
こちらは唐門と釈迦堂の前庭。
小判型の白い盛砂と背景の紅葉のコントラストが綺麗でした。
続いて中庭の池に落ちていたモミジ。
これもまた違った風情があるなあと思いました。
お堂を出て、多宝塔に登ってみることにしました。
階段途中で1枚。
オレンジと赤の葉が日のひかりに照らされ、まさに燃えるような色。
多宝塔からは京都市内を一望でき、眼下には紅葉の絨毯が広がっているようでした。
階段を降りて、庭を散策。
永観堂の境内はとても広く、約3,000本のモミジがあるそうです。
こちらの紅葉もちょうど見頃のようでした。
池に映る紅葉もなんとも素敵。
今まで見たこともない規模の紅葉に感動していると、唖然としてしまった景色が目の前に広がりました。
その景色がこちら。
圧倒される美しさに、もう言葉が見つかりません。
赤いモミジが溢れる中、キラキラした黄色い銀杏の葉の絨毯が現れました。
約4時間という時間で京都の紅葉を満喫し、大満足でした。
思い切って一人で来て、本当に良かった。
かなり『行き当たりばったり』でしたが。笑
時間を見ると14時になるところ。
慌てて帰ることにし、蹴上駅に向かって歩きました。
また電車に乗ること数時間。
夕方には帰宅しました。
この感動を誰かに伝えたい!
と思い、数枚の写真を京都好きの息子に送信。
息子「おおお、綺麗やなー」
「レポート+発表準備で2時間睡眠の今には目にも心にも突き刺さる」
と返信がありました。笑
今回一人で京都に行ったことで、これから行動範囲が広がりそうな予感がします。
幸いにも月に2回程、平日の金曜日がお休みになるし。
※その辺りの話はこちら
上記にも書きましたが、息子が巣立って以降は慌てて帰る必要もありません。
では、なぜ慌てて14時には京都を後にしたのか?
実は、京都行を思い立つ前にこの日のソフトバレー練習に参加すると伝えていました。
参加予定人数が8人(ギリギリ開催できる人数)、とのこと。
1人でも不参加になると、練習は中止となります。
「(京都に行って疲れたので)今日はお休みします。」
とは決して言えません…。
20分程うたた寝をし、夜にはソフトバレーの練習に行ってきました!
50歳、まだまだ体力は充分にあるようです。笑