shanの雑日記

子育ての振り返りから日々の雑感など

合格発表前の事

来週6日から、国公立大学前期日程の合格発表ラッシュとなります。

昨年の2次試験からの約1週間をどのように過ごしていたのか。

親御さんは、この約1週間がものすごーく長い期間に感じられると思います。

ドキドキハラハラモヤモヤ…。心配だけどそれを表に出せないし…。

『母親は女優になるべし』

と聞いたことがありますが、なれてもせいぜい大根役者。

本当にしんどい1週間でした。

この1週間、私はひたすらネットで来年に向けての『予備校』を探していました。

もともと現役で突破できるわけがないと思っていたので。

けれど、共通テスト後の学校と塾の面談で『五分五分』と言われ、少し希望を持ってしまいました。

※その辺りの話はこちら

 

shanru.hatenablog.com

 

ほのかな希望を打ち消したのが、まさかの現役での2次面接。

※その辺りの話はこちら

 

shanru.hatenablog.com

 

ああ、もうやっぱり今年はないな。

そう考えていました。

前期がダメなら後期はもっと望み薄。

息子が後期の願書を出していたのは、旧帝大落ちがわんさか集まるところ。

とても勝負にならないと考えていました。

なら、来年に向けて1日もムダにする訳にはいきません。

そう考えて予備校を探していました。

 

まず、当時お世話になっていた東進はナシ。

※その辺りの話はこちら

 

shanru.hatenablog.com

 

地元の小規模予備校もありました。

こちらは息子の共通テストの結果からすると多分、特待生となります。

けれど、いくら費用が安くなるからといって果たして医学部受験にきちんと対応できるのか少し不安でした。

(たまに医学部への合格者は出ています。)

あえて言葉に表現するなら

ちょっと、弱い。

そんな印象がありました。

 

そうなると後は電車で片道2時間ほどかけて、都会の大手予備校になります。

往復4時間!

その移動時間がムダにならないか、それも心配になりました。

移動時間分を勉強の時間に回そうとすると、予備校が持つ寮が考えられました。

管理人が常駐して朝夕2食付きといったもの。

費用は100万円とも200万円とも言われます。

これは寮費であって、予備校の講習は別。

いったいいくらかかるのか!

我が家では現実的ではありませんでした。

となるとやっぱり、片道2時間かけて通うことになるのか…。

予備校としては、河合塾駿台だろうなあ…。

どっちがいいかなあ…。

そんな事を1週間ずっと考えていました。

また、医学部専門予備校というものも存在しますが、こちらは講習費だけでも300万円〜600万円とも言われています。

とてもじゃないけど、無理!

 

ちなみに昨年、息子が毎日一緒に勉強をしていた仲間で今年再チャレンジをしている友達はみんな都会の予備校に通っているそうです。

・予備校の寮に入った

・片道1時間ほどの親戚の家にお世話になった

・往復3時間かけて通った(最寄り駅がターミナル駅

ほぼこのパターン。

つくづく田舎に住む者の予備校選びは大変です。

ひたすらネットで、あーでもないこーでもないと検索をしていました。

 

そんな中、高校の卒業式が行われました。

コロナ騒ぎになって以降、保護者の方々と久しぶりにお会いすることができました。

私も何人かの顔なじみの方々とお話しましたが、これが何とも会話が難しく…。

○国公立一本狙い

○本命は国公立だけど抑えの私立ありorなし

○私立本命で進路が確定or来年再チャレンジ

相手がどれにあてはまるのかわからず。

どう会話したものかお互いにぼかしたり、また相手によっては、

「ウチは国公立ダメだったら浪人決定よ!」

と宣言したり。笑

お互いに男子ひとりっ子のママさんとは、

「受かって欲しいけど、それはそれで寂しくなるよね~。」

とポロッと本音が漏れたり。

お話したママさんは、ほとんどそれぞれの息子さんの第一志望は国公立だったので一様に、

「ああ、もう!落ち着かない!」

とお話していました。

 

私の場合、ひたすら予備校を探す事で気が紛れていたのかもしれません。

息子をまったく信用していなかったワケではありませんが、信用できる材料も少なかったのは事実。

後に、合格発表までずっと予備校を探していたと息子に告白したら、

息子「えっ?マジで?ちょっと失礼な!」

  「○○は落ちる気はしなかったんだけど。」

と言われてしまいました。

その自信の根拠は未だに謎です。