shanの雑日記

子育ての振り返りから日々の雑感など

君の話は聞くからね

昨日で自宅待機期間が終了しました。
朝から息子はジョギングに出掛けました。
ずーっと自室にこもっていたので、外に出たくてたまらなかったようです。
帰宅した後、欲しい物があるとのことで買い物に出掛けました。


道中、息子はしゃべるしゃべる。
この3日間はほとんど会話をすることがなかったのもありますが、もともと息子はおしゃべりです。
男の子にしては珍しく、話しをすることでストレスを解消するタイプなように思います。


中学生の時にあった担任の先生との二者面談で、家での様子を聞かれたので
「家ではしゃべって、歌って踊ってご機嫌さん、ですかね。」
と言うと、先生は絶句。
学校では全くの真逆で、寡黙で超真面目な雰囲気を醸し出していたそうです。


息子は大学の友人について話し出しました。
数人で釣竿を片手に海に行ったものの、釣りはせずに何故か浜辺で体幹レーニング大会になったこと。
授業前の講義室のマイクをONにし、順番にモノマネを披露しあって騒いでいること。
私「君はモノマネのネタ,あったっけ?」
息子「ないから、〇〇の試合のクセ強いアナウンスのマネしたら、みんな知らんはずやのにめっちゃウケた。」
確かにあのアナウンスはウケるかも。
息子「モノマネのネタ探そ。You Tubeで勉強せな。」
大学の勉強以外にも、いろいろな勉強が必要なようです。笑
私「それにしても、遊びが中学生と変わらんレベルやね。みな大丈夫か?」
息子「みんな、かなり面白いわ。高校の同級生より子供っぽいかも。笑」
愉快な仲間たちに囲まれ、毎日楽しく過ごしているようでよかったです。


息子が保育園に行き始めて以降、(中1〜中2のプチ反抗期と大学受験前のピリピリ期を除く)帰宅したらほぼ必ず、その日の出来事を話し出しました。
その時間は台所で夕食の支度をしていることが多かったのですが、息子の話しを聞くように心掛けていました。


私の母は元看護師で、3交代制の病棟勤務をしていました。当時、父は単身赴任をしており母は一人でいつも忙しそうでした。
私が学校から帰宅したら夜勤前で寝ていたりと、生活のリズムもバラバラだったために、話したい事があってもなかなか話す機会がありませんでした。
話すタイミングをうかがっているうちに、話す意欲が失せてしまうことは多々ありました。


その記憶があるので、息子の話はきちんと『聞いてるよ』という姿勢で聞くようにしました。
多少、夕食の時間が遅くなってもまあいいか。
そう思うようにしました。


息子の話を聞いて、一緒に大笑いしたり考えたりしながらご飯を作っていました。
特に、プチ反抗期と大学受験前のピリピリ期に息子が話し出すと、手にスマホを持っていたならスマホは置き、全力で『聞いてるよ』の姿勢で接していました。

君が今、聞いてほしいと思うのならハハはちゃんと聞くからね。
自分がして欲しかったことを、ただ息子相手にしているだけだったように思います。
ある意味、自己満足だったのかもしれません。


今夜の夕食は『自宅待機お疲れさま会』の餃子パーティーでした。
ホットプレートの上の餃子を次々と食べながら、息子の楽しい話は続きました。

明日からはまた一人暮らしの生活に戻るのだから、心ゆくまで話したらいいよ。

そう思いながら、全力の『聞いてるよ』の姿勢で息子の話しを聞いていました。