shanの雑日記

子育ての振り返りから日々の雑感など

延期と開催と中止

ソフトバレーの活動自粛から2週間が経ちました。自粛は当初2週間の予定でしたが、さらに延期になりました。
『感染爆発が収まるまで』延期だそうです。
私は最初から2週間では無理だと思う、と言っていたのですが。
もうここまで来たらトコトン自粛でいいと思います。


以前のブログで書いて懸念していた、高校生のインターハイは無事に開催されています。中学生の全中も今のところ中止にはなっていません。また、文化部のインターハイと呼ばれる総文も今月末から開催されるそうです。
高校野球はもちろん開催されるでしょう。
様々な大会が、運営側の最大限の感染対策のもと、参加される個人、チームの感染対策は万全に行われたうえで開催されるようです。


大会に出場される中高生はもちろん、そのご家族も気の休まることはないかと思われます。
参加者が感染しない対策と、ご家族も感染しないように注意しなければなりません。
参加者が感染してしまえばもちろん出場はできません。
ご家族が感染されて、参加者が濃厚接触者になった場合も、隔離期間の間はおそらく出場はできなくなるでしょう。
インターハイでは、選手団から1人以上の陽性者が出た場合、大会参加を辞退しなければならないそうです。
ちなみに高校野球では選手の入れ替えは可能だそうです。


大会ではありませんが、昨年末から息子の共通テストと二次試験が終わるまで、我が家も感染対策に必死でした。
当時、濃厚接触者に認定された場合、自治体によるPCR検査か検疫所の抗原検査を受け、陰性が証明されないと追試験に回ることになりました。
一般の医療機関や市販の抗原検査キットは不可。
自治体のHPを見ても詳細は保健所に問い合わせとのこととあり、その保健所は第6波の対応に追われ・・・。
どないせえっちゅうねん!
と不満でいっぱいでしたが、決まりなので仕方がない。
とにかく家族の誰一人として感染してはならない!
と考えていました。


息子の送迎時の車内では必ずマスクを付け、寒い季節でしたが窓は少し開けていました。
私は12月半ばから二次試験が終了するまでの約3ヶ月、ソフトバレーはお休みにし、パートナーと会うことも休止しました。
各テストの2週間前からは息子と食事は別にし、息子はなるべく自室から出ないようにしました。
本来なら、緊張するテスト前には家族で日常のくだらないことを話しながら食事をとることで、多少はリラックスできたかもしれません。
息子は、追試験に回ると不利になるという思いから、感染対策を優先で構わないと言いました。
感染対策と息子のメンタルサポートの両立に悩みに悩んだ3ヶ月でした。


全国の国公立、私立医学部にある運動部の体育大会(東医体、西医体)は中止となったそうです。運営側からの一方的な通知ではなく、それぞれの医学部から提案があって議論され、賛成多数で中止が決まったと息子に聞きました。
この場合は中高生の大会とは違い、医学部生の最優先事項は学業であり実習なのでその影響を考え、中止に賛成多数であったことは理解できますし、医療従事者の卵であることの自覚のうえでの決断なのだと思います。
息子も医体の中止は
「まあ、この状況では当然でしょ。来年に向けて頑張るわ。」
と言っていました。
現在、息子が所属する医学部の部活動全体が感染リスクを回避するために停止しているそうです。
息子は医体の中止より、入学前から楽しみにしていた医療現場での実習が中止されたことに落ち込んでいました。
学生にとって実習は大切ではありますが、残念ながら今は非常に難しいと言わざるを得ない状況であると思います。


この夏に開催される大会等への参加には賛否両論あるかと思います。
学校や各部門、または各家庭で話し合って参加を決めたのなら、参加される本人は精一杯のパフォーマンスができるように準備を万全にし、ご家族や周囲の方々は精一杯支えてあげて欲しいと思います。
厳しい状況ではありますが、一人でも多くの方が素敵な思い出であふれる夏を過ごされますように、と願います。

1番大事な仕事

今日の午後、会計事務所の方が決算報告書を持って来て下さいました。
私が勤める会社は5月末決算なので、毎年この時期に決算報告書が出来上がります。


田舎の製造業で私は1人、経理と総務と庶務的な仕事をしています。
製造、出荷事務以外の『なんでも屋』です。
蛍光灯の取替えもしますし、新聞もたまれば紐でくくって古紙回収場所まで持っていきます。
この会社に来るまでは、経理も総務も経験はありませんでした。


前の会社を辞め、私はハローワークに通っていました。そのハローワークには私より少し前に同じ会社を辞め、前職では総務担当だったAさんが職員としていらっしゃいました。
Aさんはとても親身になって、次の就職先を一緒に探してくれました。


ある日、朝1番にハローワークに行くとAさんが
「shanちゃん!いいタイミングに来たよ!」
「ここ、今募集出たところ!事務員やし正社員やし家にも近いし、未経験でも大丈夫やて!」
と言って見せてくれた求人票が、今の会社になります。
早速Aさんが電話をかけてくれると
「shanちゃん、今から面接行ける?社長さん、なるべく早く決めたいからできたら今からでも面接したいって。」
と言われました。
たまたま、日付と志望動機の欄が未記入の履歴書を持っていたので、
「大丈夫です!行けます!」
と返事をしました。


面接は1時間後に決まりました。
あわてて帰宅してスーツに着替え、履歴書に日付と志望動機を記入して面接に行きました。
会社につき、当時70代後半の前社長に面接をしていただきました。
経理も総務も未経験であることを伝えました。
シングルマザーで、小学3年生の男の子を育てていると伝えました。
両親と同居しているが、両親ともフルタイムで仕事をしているため、子供の病気等でご迷惑をお掛けすることもあると伝えました。


私が話している間、前社長は私を観察している様子でした。
私が話し終えると
経理のわからんことはワシが教えるし、会計事務所にも聞いたらええ。総務は労務士に聞いたらできるやろ。」
「あんたは真面目や。それはわかる。あんたに来て貰うわ。」
「ええか、これだけは覚えとき。あんたの今の1番大事な仕事は子供を立派に育てることや。そやから子供の病気で休んでもええし、授業参観も途中で抜けて行きなさい。子供はお母ちゃんが来てくれたら喜ぶんや。」
とおっしゃいました。
前の会社を子育てとの両立に悩んで退職していたので、未経験の経理という仕事に不安もありましたが、
ここで頑張ろう。精一杯勉強して仕事を覚えよう。
と思いました。
まったくの未経験でしたが採用していただきました。


引き継ぎもなく、マニュアルもなかったので、前任者が切った振替伝票と総勘定元帳が教科書でした。
何年分もの振替伝票をめくって借方・貸方科目を学び、振替伝票の書き方を学びました。
わからないことは前社長や会計事務所の担当者に教えていただきました。
給与計算・雇用関係はネットで調べたり、労務士さんにしつこいくらいに聞いたりして学びました。


会社の業績はこのご時世なりのものでしたが、決算報告書は日々私が電卓で手計算をし、手書きで振替伝票を書き上げ、会計ソフトにコツコツと入力してきた総仕上りになります。
1年間、数字と格闘してきた証です。


決算報告書に目を通し、戸棚に並べました。
来月でこの会社に就職して10年になります。
前社長は3年前にお亡くなりになられましたが、前社長がおっしゃられた
『1番大事な仕事』はそろそろ終了を迎えます。
今まではお言葉に甘え、子育てに注力させていただきました。
今後は日進月歩する会社の業務に勤しみたいと思います。

三者面談での例え話

週末にゆっくりと皆様のブログを読ませていただき、夏休み前の三者面談の話題について書かれているブログも多かったので、思い出した息子が高校1年生時の三者面談の話を書いておこうと思います。


息子が1年生時の担任の先生は、30代後半〜40代前半位かなと思われる、女性の英語の先生でした。入学式直後に教室に入るとお母様方が
「△△先生でよかった!」
とお話しされているのを耳にしました。
息子が通った高校は、兄弟姉妹全員がこの高校ということも少なくなく、お母様方は私の知らない様々な情報をお持ちでした。


息子「△△先生って、ちょっと怖く見えるんよね。授業も厳しいし。
小テストは多いし。成績とか態度とかで注意されてる子もいるわ。」
と言うので
私「君は怒られてないの?」
と聞くと
息子「朝練の後、HRに間に合うように廊下を走ってて教室に向かう先生を抜く時、廊下を走らない!!って言われるくらいかな。」
廊下を走らない!!って、君は小学生ですか?
とため息をつきました。


三者面談の前に、先生と生徒の二者面談が行われていたそうです。
先生「〇〇君は医学部志望と聞いています。現時点の志望校は国公立の東京医科歯科大学で間違いないですか?」
私「はい。医学部志望らしいです。志望校は「日本国内なら何処でも可。ただし国公立に限る。」と話しています。」
と言うと、先生は笑顔になりました。
先生「東京医科歯科大っていったらかなりの高レベルになりますね。」
私「はい。」
息子「そうなんですか?」
はあ?


息子は当時、偏差値というものを考慮せずに大学の情報のみを調べ、自分が進みたい分野に学生のうちから少し触れられる、という理由で志望校を考えていたようです。
私は息子の偏差値は知りませんでしたが、ネットや皆様のブログで少しずつ 医学部の受験について、情報を仕入れ始めていました。
息子はまだ1年生で現実味がなかったのかもしれませんが、ガツガツ勉強するでもなく部活最優先だったので、
こいつ医学部受験をナメてないか?
とカチンときたので、先生を前にして
私「あのね、医学部受験って部活で例えたら県大会で優勝する位のレベルでは通用しないんよ。ライバルは全国。インターハイに出場するだけやったら意味なし。予選、準決勝通過は当たり前。決勝に残って、優勝が理Ⅲ。医科歯科は表彰台レベル!」
と思わず言ってしまいました。


先生、大爆笑。
先生「お母さん、その例えとてもわかりやすいです。笑」
「〇〇君、そのくらい医学部受験は大変になると理解しておいて下さい。」
と息子に向かって言って下さいました。
息子「インターハイの表彰台かあ…。それはなかなかに厳しいな。」
体育会系の息子には、最もわかりやすい例えがインターハイでした。
ぽやーとしていた息子は現実を知って、三者面談が終わりました。



息子「△△先生が1番わかりやすいし丁寧やし、親身になってくれるから。」
と言って2年生、3年生になっても英語の質問は必ずこの先生のところに持っていきました。


大学受験が終わり、合格の報告に行った時はとても喜んでくださり、最後に
先生「〇〇君親子はとても印象深くて。」
息子「えっ?」
先生「インターハイの例えも面白かったし、教師生活も長いけど、面談の後に机と椅子を戻してくれたのは初めての経験やったから。」
とおっしゃったそうです。


そういえば面談が終わった後、私達親子がその日の最終だったので、息子と2人で教室の机と椅子を全部元に戻しました。
先生1人では大変そうだし、みんなでやった方が早いだろうと思いました。
私「ハハ、余計なことしたんかな?」
息子「そういう意味ではないっぽいよ。」
私「みんなで片付けた方が、先生も早く帰れるかなって思っただけなんやけど…。」
息子「ハハらしい考え方やわ。笑」
私「いい意味で印象に残ってたのなら、良しとするか。」
と息子と笑い合いました。

他愛もない会話

今日はパートナーとショッピングモールへお買い物に行きました。
この田舎でもコロナの感染が拡大されているので、人が少ないうちにと開店直後に行って、サッと帰ることにしました。
以下はその車内での会話です。


パートナー(以下パ)「最近、358の車のナンバーが目につくんやけど。」
私「そうなん?何か意味あるのかな?」
助手席でスマホを出して調べてみました。
私「358って、エンジェルナンバーって言って縁起がいいんやって。金運、恋愛運の上昇って書いてるわ。」
パ「金運、恋愛運のアップの縁起を車に担ぐんや!」
私「事故らないように、とかかな?」
 「そしたら358が増えたら事故は減るん違う?」
パ「358どうしで事故るやろ。笑」


私「358よりも、10-01とかの方が気になるわ。うちの社長は2台とも☓0-0☓。」
パ「あれはミラーナンバーって言うらしいわ。会社でもそういうナンバーは何人かいてる。」
私「あれは、なんでああいうナンバーを取ってるんやろ?」
パ「さあ、見た目がいいからかな?シュッとして見えなくもない。笑」
私「なるほど、見た目を重要視してるのか。それやったらうちの社長には当てはまるわ。笑」


パ「あとは名前で当てはめたりするパターンもあるよ。サトウで310とか。」
私「そういえば昔の職場でミナさんが37にしてて、結婚して旦那さんが37にしたんやけど、離婚したから元旦那さんが慌ててナンバー変えたって言ってたわ。笑」


私の車は息子の中学入学が決まった時、自転車を積んで走る可能性があったのと、当時乗っていた車が年季もので故障がちだったこともあり、車高の高い軽自動車を購入しました。
その時に頼んではいなかったのですが、△✕-00のようなスッキリとしたナンバーになりました。


パートナーは子供達が小さい頃からミニバンに乗っていて、子供達が自分の車を持ったこともあり数ヶ月前に新車を購入しました。


私「なんでわざわざ私と同じナンバーにしたん?」
パ「とくに希望はなかったから。46-49とかなったらイヤやし。可能性はなくはない。」
私「そんな番号ある?けどもし私らサヨナラしたら、慌てて別ナンバーに取り直すことにならない?」
パ「そうならないように頑張るわ。」
私「そうやな。頑張ろか。笑」


他愛もない会話でしたが、面白かったので書いておこうと思いました。


ちなみに目的地に付くまでの約30分で、見つけた358ナンバーの車は5台でした。
私「ここに来るまでに358ナンバー、5台は見かけたよ。」
パ「え、わざわざ数えてたん?それにしても5台って割と多いな。」
 「皆に幸あれ、やな。笑」

子供なりのTPO

今日の午前中、少し前から目に違和感があったので眼科に行ってきました。
待合室には4、5歳位の男の子とお母さんが座っていました。
退屈そうにしている男の子。
キッズスペースでゴロゴロと寝転がったり、待合室の椅子からジャンプして飛び降りたりと遊び始めました。


しばらくするとお母さんは
「そんなことしてたら、今度どこかしんどくなっても病院へ連れて行けないよ。」
とその男の子に言っていました。


今のは注意?警告?
子供に言って聞かせるセリフとしては、
ずいぶんと斬新だなあ
と思いました。


この場合、
「病院は具合の悪い人がくる所だから、静かにしようね。」
と子供に言い聞かせるのが一般的なのかもしれません。
息子が小さかった頃にはまだ
「うるさくしてたら、看護師さんに怒られるよ!」
と言っている方もいました。
今はもう、こんなふうに注意をすることはないのでしょうか?
子育てのアップデートができていないアラフィフにはわかりません。
それにしても、今日のお母さんのセリフは私には衝撃的でした。


私は若い頃、子供が苦手でした。
病院で騒ぐ子供やスーパーで走り回る子供に、嫌悪感でいっぱいでした。
特に小学生以下は
絶対にムリ!!
と思うほど、あちこちで走り回りキャアキャアとうるさい子供がまったく理解できませんでした。


二十歳を過ぎた頃、
こんなに子供が苦手で将来、母親になれるのか?
と不安になり、子供というものを理解するために、スイミングのコーチのバイトをすることにしました。
結果『かわいいと思える子供も中にはいる』ということを学びました。


実際、母親になってみて『自分の子供はかわいい』と思えたので、自分に母性があったことに安堵しました。
やがて息子が成長し、病院やスーパーに連れて行くようになると、若い頃にあった子供に対する嫌悪感を思い出しました。


息子には病院やスーパー、電車内など不特定多数の人が集まる場所は『走り回ったり、騒いだりする場所ではない』と言い聞かせました。
『人の迷惑になるから』と言ってしまうと、もし誰もいなかったら騒いでもいいのか、となってしまわないか?


子供の時から、子供なりにその場の必要にあわせて相応しい行動がとれるように、自分がおかれている状況を適切に判断する訓練をしておかないと、成長したからといって、いきなりできるようになることはないだろうと考えました。


『子供なんだから静かにすることは無理』と決めつけずに、子供の成長に応じて子供が理解できるように根気強く教えることが、親としての大切な役割だと思います。



病院ではしゃいでいる男の子を見て
あの頃は必死だったなあ。
今はもう、これくらいの子供に向き合うパワーはなくなったなあ。

と思うのと同時に
〇〇(息子)もこれくらいの頃はかわいかったなあ。
と思ってしまいました。

言っちゃった!

今日はゴミの収集日でした。
出勤しようと家の横に止めている車のところに行くとやっぱり…。
隣の家の駐車場前に出されたゴミが、チョロッと前に出ています。
我が家の駐車場は2台分、家の壁を左側にして縦列駐車が必要となります。


私の後に父の車がない場合はバックをして出ることができるのですが、車がある場合、少しバックした後に車を前に出さないと駐車場から出ることができません。
その時に、左側にあるチョロッと出たゴミが気になるのです。


また道幅が狭く、隣の家の向かいにある空家の花壇(右側になる)との距離が必然的に狭くなり、朝からゴミと花壇に神経を配りながら車を出すことになります。
はあ、朝からしんど。
なんで、反対側にゴミ置いてくれないんやろ?

今、ゴミを置かれている反対側はご自宅の壁になるので、そちら側に置いていただけるとありがたいのですが。


隣の家は、元々ご高齢のご夫婦が住んでおられました。
そのご夫婦がお亡くなりになられた後、都会に住む息子さん夫婦が改築工事をされ、2、3年前に移り住んでこられました。


ご両親がお亡くなりになられた頃から毎週のように来て、家の整理をされていました。
多分、庭に不用品を放り出されていたのか、土日の度にドンドンバリバリと音がしていました。
その後、庭で不用品を焼却していました。


この辺りは田舎なので、周囲の畑では普通に野焼きをされているところもありますが、最近はトラブル回避のためか、近所の方々が洗濯物を干す前の早朝や洗濯物を取り込んだ夕方にされていることが多いように思います。
うちの母は、刈り取った草や野菜のツル等は干してカサを減らした後、市の焼却センターに持ち込んでいます。


そんな中、土日の真っ昼間にモクモクと煙を上げて不用品が燃やされていました。
土日にお天気がいいと、布団を干したくなりますよね?
ついでにシーツも洗っちゃいますよね?
布団、シーツを干し、鼻歌を歌いながら掃除機をかけていると不用品を燃やすニオイが…。
あわてて布団やシーツを取り込む、といった週末。
いい加減にしてくれよ!
と思っていたのですが…。


そんなある日曜日、また燃やし始めました。
いつもは木や紙を燃やしているのか煙も白かったのですが、この日は黒い煙が立ち上っていて周辺には強烈なニオイが立ち込めました。多分プラスチック製品か何かでしょう。
近所に住む妹が
「アカン。この煙とニオイ、しんどい…。」
と言ってきました。
妹は重度の喘息をもっています。
野焼きの苦情は市役所に相談するのかと思いますが、この日は日曜日。
思い切って、警察署に相談することにしました。
(もちろん110番ではなく、代表の電話にかけました。)
すると警察の方は
「そういう相談は警察で大丈夫ですよ。今から行って見てきますね。」
とおっしゃられたので
私「あ、くれぐれも私が相談したと言わないで下さいね。後々トラブルとか避けたいんで。よろしくお願いします。」
と言って電話を切りました。
15分程すると隣の家の前にパトカーが止まりました。
しばらくしてパトカーは立ち去りました。
その後、警察から
「ご近所からの相談があり…と言っておきました。ご主人は木を燃やしていたと言ってましたが、あれはプラですわ。今後は燃やさずにゴミとして出すように、と言っておきました。」
とご丁寧に電話がありました。


それ以降、ゴミを庭で燃やすことはなくなりました。
ああ、よかった。
では終わりません。続きがあります。


土日の度に都会からハッチバック式のミニバンで来られていたので、荷物の出し入れにハッチバックを開けるスペースを確保するためか、駐車をする際に車の前が道路にチョロッと出ているのです。
荷物の出し入れが終わっても、車の前はチョロッと出たまま。
そうされると前半に書いたように、私の車の出し入れが大変になるのです。
毎週末
またかよ…。なんとかしてくれよ…。
と思っていました。


とある週末、その日も車はチョロッと前に出ていました。
その日は息子が荷物を車の後ろに入れるために近くにいたので、思わず
私「また隣の車、前に出てるわ。ああされるとすっごく出にくいんよね。もしぶつけたら、ハハの有責になるんやで。たまったもんやないわ。」
息子「周りの事とか考えてないんと違う?」
私「君はそういう大人にならないでよ。ちゃんと周りを見渡せる大人になってね。」
と言った瞬間、止まっていたミニバンの奥に人影が!!
うわっ!人いてた!聞かれた!!
ご主人か奥さんかはわかりませんが、確実に人がいました。
息子の位置からは人影は見えません。
息子「ハハ、自分の子育てを振り返って〇〇がそういう大人になると思う?自信持ちなよ。笑」
えっ、褒めてくれた?
イヤイヤイヤ、今は言わんでいいって!

息子「そういえば、この前パトカー来て何か言われてたんやろ?」
息子には、私が警察に相談したことは話していませんでした。
息子「総合的なさ、常識に欠けてるん違う?」
もうアカン…。終わった…。
早々に車に乗り込み、その場を立ち去りました。というか逃げました。


立ち去った(逃げた)後、息子に人が居たことを告げると
息子「マジで!?けどさ、そういう人って言わないとわからんと思うわ。言ってもわからん人もいるしね。」
確かに。
けれど、最後のトドメを刺したのは君ですから!!


その後、隣の人が怒鳴り込んでくることもなく、車がチョロッと前に出ていることはなくなりました。


あの時のようにボロカスに言うことなく、ゴミの置く位置を変えていただきたい、とお伝えする方法はないのでしょうか…。

「英語なんてキライや!」からの英語 ~後編~

始まりは「英語なんてキライや!」~前編~の続き

 

高校での英語の授業は、通常のよくあるスタイルのものだったそうです。

中学で英文法はさらっとしか勉強をしていなかったので少し手こずったようですが、塾には行かなかったので学校の授業内で対応していたようです。

息子「英語表現の授業は子守歌にしか聞こえん・・・。」

と言っていたので、寝ていたことも多かったようですが!!

 

部活をしていた時、お風呂上がりには毎日ストレッチをしていたのですが、その時は必ず英単語帳や英文法の参考書を見ながらやっていました。

また通学の電車を待つ時間、無料のメールマガジンで英文を読んでいました。

そんなに長文でなくても毎日少しずつ英文に触れ、読解スピードを上げていくことが必要だと友人に教わったそうです。

定期テスト勉強以外は、すき間時間を利用して英語の勉強を進めていました。

そのようにして大学受験前、英語の偏差値は模試にもよりますが70前後だったと聞いています。

 

得意科目は国語≧英語≧化学>地理>物理>>数学、という

君は本当に医学部を受験するのか?

といった文系脳の息子。

共通テストも国語・英語・化学の高得点で物理と数学をカバーしました。

息子が受験した医学部の二次試験には国語はないので、物理・数学が残念な息子には

「英語なんてキライや!」と言っていた英語が大黒柱となりました。

 

二次試験では、長文と和文英訳が出題されます。

医学部によっては長文の内容が医療系に関する難しい内容が出題されるところもあるそうです。

長文の設問には和訳問題や内容説明といったものがあり、ほとんどが記述式となります。

 

 和訳も単に文章を訳するのではなく、きちんと訳することを基本として文脈に添った内容で、自然な日本語を書いていくことが大切となるそうです。ネットで見た対策には『流れるような日本語で』と表現されているものもありました。

こうしてブログを書くだけでも『流れるような日本語で』なんて難しい!

和文英訳では、日本語のまわりくどい表現や慣用句を本質的な部分は変えず、かみ砕いて理解しやすいように変換する力が必要となるそうです。

 

このように文章にすると、国語や小論文の対策かと勘違いしそうです。

英語の試験でありながら、日本語の力が要求されているのでしょうか。

 

息子いわく

「国公立の二次試験はFeelingかな。出題の意図を分析して、何が求められているのかが解れば後はいかに英文や日本語の文章を書いて仕上げられるか。」

「土台としての単語や文法といった基礎を固めたうえで、日本語の語彙力とそれを表現する力が必要になってくる。」

「そやから、私大の英語はできる気がしないけど。笑」

英文法を問われ、ほぼマーク式の私大英語には通用しないみたいです。

 

これらはあくまでも息子と英語との関わり方であり、正しいやり方だとは思わないし、英会話や英語の早期教育を否定するつもりもありません。

姪っ子と甥っ子は保育園の頃から英会話を習い、びっくりするような流暢な発音で英語の歌を歌っていたので、

英会話ってすごいなあ

と関心していました。

 

「学生の間に小説を書いてみたい!」

と言っている文系脳の息子には、息子流FeelingEnglishがはまったやり方であったのかもしれません。

いくらFeelingとはいえ、単語や文法といった基礎を疎かにはしていません。

けれどその息子流で中学生相手に対応できるのかなあ、と少し不安に思ったわけです。

 

 

家庭教師で英語を指導することになった息子は

「FeelingEnglishは中学生には通用せんしなぁ。どうしていこかなぁ。やっぱり単語からかなぁ。」

担当する子の英語テストの結果を見ながら、今後の指導法を模索中のようです。

自分とは違う学び方を探すことは、今後様々な事について自分自身の視野を広げる、という意味でも役に立つかもしれません。

 

初心者マークの先生、頑張って!