週末の夕方。
ＬＩＮＥの通知音がありました。
見てみると息子から。
息子「脚、やってしまった」
息子は過去の度重なる捻挫で、足首には捻挫癖があります。
私 「また捻挫？」
息子「いや、ハム」 ※ハムストリングス（太もも裏の筋肉）
私 「肉離れ？」
息子「たぶん。めっちゃ時間かけて何とか家まで帰ってきたとこ」
私 「アイシングしてから湿布貼って、何か巻きつけて圧迫かけて」
この辺りは息子もケガが多い競技生活を送っているので慣れています。
私もふくらはぎの肉離れの経験があるので、その痛さはよくわかります。
※その辺りの話
週末だったので息子の様子を見に行くことにしました。
息子は大丈夫だと言いましたが、やはり心配で…。
急いでドラッグストアに行き、使えそうな物を探しました。
圧迫をかけるものが、足首に巻き付ける用の短いバンドしかないとのこと。
サポーターを買おうか迷いましたが使用感がわからないので、とりあえずは粘着性がある弾性包帯を購入。
バタバタと準備して翌日早朝に出発しました。
息子が住むマンションに到着。
部屋は3階です。
エレベーターはありません。
ハムの肉離れでこの階段の登り降りはキツイだろうな…。
部屋に入ると、息子は勉強をしていました。
休み明けにあるテストをクリアしなければならないとのこと。
脚の様子を聞くと、やはりこの階段の登り降りが厳しい様子。
先輩がお世話になっていて、テーピングもしてくれるという整骨院に行きました。
テーピングをしてもらうと、歩いても痛みが感じにくいみたい。
肉離れ用のサポーターも貸し出してくれました。
部屋に戻り、重たい買い物をせずに済むように必要な物をたずねました。
おかずの作り置きでもしておいた方がいいかな。
息子「作り置きおかずならたくさんあるよ。」
冷凍庫を開けると、作り置きおかずが約10個！
お昼のお弁当の分を入れても約1週間分はあります。
冷凍ご飯も、朝食用0.75合とお弁当・夕食用1合と2種類入っていました。
週末に作り置きをしていると聞いていましたが、ここまでとは！
本当によくやっているなあ。
我が子ながら、感心してしまいました。
近くのスーパーに行って息子に頼まれた、ヨーグルトや豆乳、魚肉ソーセージと野菜等を買ってきました。
ふと、台所の一口のガスレンジに目が行きました。
まー！
こびり付いた汚れが！
シンク周りも汚ったない！
マメにご飯を作るわりには、掃除はサッパリ…。
先ほどの『感心』は撤回！！
勉強をしている息子の側で、台所の掃除をすることにしました。
私 「料理は後片付けまでが料理！」
「その都度ある程度掃除してたらここまでにはならないからね！」
息子「はいはい。」
と生返事。
勉強中の息子に何を言っても無駄。
ブツブツと1人文句を言いながら掃除を続けました。
ホント、昔から息子は掃除が苦手。
ゴミをその手でゴミ箱に入れればいいのに、なぜ机におきっぱなし？
勉強をしている机の隅に、なぜ魚肉ソーセージの包装紙があるのか？
この辺りが息子の改善すべきポイント。
彼女ができれば、部屋もきれいになるのでしょうか？
掃除が済み、息子の部屋に泊まる準備として息子用に買った布団を持って来ていましたが、テスト前だというので帰ることにしました。
息子「そうそう、この前3合炊きじゃあ間に合わんから5.5合炊きの炊飯器を買ったんよね。バイト料も出たし。」
「ハハ、3合炊き要らない？」
3合炊きだと息子の消費ペースでは毎日ご飯を炊かないと回りません。
バイトや部活で遅くなる日はしんどいかも。
5.5合炊きだとちょうど2日分になります。
私はご飯はお昼のお弁当ぐらいしか食べないので、炊飯器は買っていません。
※その辺りの話
私「炊飯器２台もいらないでしょ。使わないのだったらもらって帰るわ。」
そうして3合炊きの炊飯器をお土産にもらい、帰宅しました。
１人暮らしだと、病気をしようがケガをしようが全て１人で何とかするしかありません。
後日息子に聞くと変速を軽くし、時間に余裕を持って自転車で通学はできているとのこと。
ひとまずボチボチと日常生活は送れているようです。
息子の心配もありますが、私も同じ。
病気になってもケガをしても1人。
いろいろ気を付けないと！
さて、息子にもらった炊飯器。
やっぱり炊飯器って便利ですね。
今までの電子レンジで炊くご飯は、強で７分チンして解凍モードで６分チン。
その後１５分電子レンジ内で放置してやっと完成。
炊飯器はお米を研いでセットすれば、あとはほったらかしでご飯が出来上がり。
便利だわー。
やっぱり人間ってラクな方に流されてしまいます。
ありがたく使わせてもらう事にしました。
