shanの雑日記

子育ての振り返りから日々の雑感など

勉強と部活動の両立~中学編①~

少し前、中学2年生の息子さんがいる知り合いに、ウチの息子がどのようにして勉強と部活動の両立をしていたのかと聞かれたことがありました。

何のお役にも立てないかも、と前置きしてお話したことについて書いておこうと思います。

どうしても中学では、とある部活に入りたい。

地元中学にはその部活がなかったのと、学びたいと思うのなら思う存分学んでほしいと思ったことがきっかけで中学受検をした息子。

※詳しい内容はこちら

 

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中学受検を突破し、公立中高一貫校に進学しました。

体験入部をすることなく速攻で入部届を提出した息子は、入学してすぐに部活動を開始しました。

中学入学が決まった時、周りはきっと『できる子』ばっかりだろうし、授業についていけるのかが心配でした。

息子に塾に行くかと尋ねると、とりあえず今のところは行かなくて良いとのことだったので、しばらく様子を見ることにしました。

ただ、息子には

「授業がわからない、となってからでは遅いからね。わからないかも?ぐらいできちんとSOSを出しなさい。」

とだけ言いました。

とは言ってもやはり不安だったので、Z会に入会しました。

 

さて、熱望していた部活に入部した息子。

当時は中学に指導できる先生がおらず、高校の顧問の下、高校生と一緒に中学生は別メニューで練習をしていました。

1年生の頃は、ごく普通に部活をしていました。

普通というのは、朝練もなく学校内の活動のみで、定期テスト前になると部活は停止。

テストが終わると部活は再開。

しかし、定期テストの成績が振るわなかった生徒は一定期間、停止となったそうです。

 

そんな『普通』な調子だったので、小学生の時にしっかり練習をして少し結果を出した競技成績も『普通』になってしましました。

※その時の様子がこちら

 

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その頃、息子の中に何かがくすぶっているのを感じていました。

 

少しして、また代表選考を伴う大きな大会の季節になりました。

この競技は小学生だけでなく、中学生と合同で行われます。

息子は相変わらずこの大会の出場を目指していたので、中学生の部の選考会に出場し、ギリギリで選考会を突破して、選抜チームに入りました。

その選抜チームの練習に、息子は全くついていくことができませんでした。

 

大会が終わり、選抜チームの監督から

「お前は素質はあるんや。ただ、圧倒的に練習量が足りていない。強くなりたいのならウチのチームで練習しないか?」

と監督が普段指導しているクラブチームの練習に誘われました。

息子「このままではイヤや!強くなりたい!」

そう言って、週2回のクラブチームの練習にも参加することになりました。

 

2年生になると、学校では高校生と朝練を開始。

クラブチームの監督はその競技の重鎮でもあるので、監督から

「○○のこと、頼んどくわ。」

と言われた高校の顧問は

「今日からお前は高校生と同じメニューやから。あの先生はお前に期待してるぞ。」

と言って、息子は高校生と同じメニューをこなすことになりました。

一気に部活重視の中学生生活を送ることになりました。

 

こうなると親としては勉強の事が心配になりました。

息子は部活動に支障をきたすからと、塾はキッパリと拒否。

その都度の定期テストの細かい成績は見ていませんでしたが、成績表を見てみると、息子の総得点と分布表から考察したところ、学年で10位前後といったところでした。

成績表には、はっきりとした順位の記載はありませんでした。

これならとりあえず授業はついていけているんだな

と判断して、無理に塾を薦めることはやめました。

 

 

長くなったので次回に続きます。