shanの雑日記

子育ての振り返りから日々の雑感など

迷惑動画の影響からの子育て論議

引っ越しの作業中、昼食はほぼ外食で済ませていました。

1人で作業中は徒歩約3分の所にあるスーパーでお弁当を買い、スーパー内の電子レンジでチンしてお持ち帰り。

部屋に電気は通っているのですが、もったいないので暖房は使用せず。

日当たりの良い部屋の窓際に座り、ひざ掛けをグルグル巻いてモソモソと1人でお弁当を食べていました。

 

パートナーが手伝ってくれた週末。

雨が降って冷え込みがきつく、頼りにしていた日差しもなくフローリングも冷え冷え。

すっかり身体が冷え切ってしまったので、昼食は温かいものを食べに行くことにしました。

私「うどんかそばかラーメンにしよう!」

 「○○に行ってみる?前に久しぶりに食べたいって言ってたし。」

パ「確か20年ぶりぐらいかな?いいね。そうしよう。」

冷え切った身体を温めるべく、昼食はラーメンに決定しました。

 

そのラーメン店は、全国にも数店舗お店を出しているようです。

パートナーは20年ぐらい前に別のお店で1度食べたことがあるそう。

私は昨年に息子が帰省した時、買い物ついでに息子と一緒に来たことがあります。

席に案内され、メニューを広げて注文。

メニューを元の位置に戻そうとした時に違和感がありました。

テーブルの上には、メニューと紙ナプキンしかありません。

前に来たときには、ギョーザのたれやラー油などの調味料、お箸もあったハズ。

隣の席に注文したものが運ばれてくる様子を見ていると、定員さんが注文の品と調味料セットをテーブルの上に置き、プラスチック製のお箸が入った箸箱を手にして

「お箸はこちらからお取り下さい。」

お客さんがセルフで箸箱からお箸を取るスタイルに変わったようです。

 

私「テーブルに置かなくなったみたいね。」

 「あの回転寿司の迷惑動画の影響かな?」

パ「ラーメン店でも割りばしをなめ回して、箸入れに戻す動画もあったし。」

 「今は動画で拡散されてこういう事があったってわかるけど、昔はなかったのかな?」

私「性善説で成り立ってた、ってだけじゃない?」

 

そこから子育てや躾論議のスタート。

親はどこまで責任を負うべきなのか?

○未成年の場合は監督義務あり。

 →親には責任あり

○成人(18才)以上なら全く責任はないのか?

 →そうはいかないでしょ。特に高校生とか。

親のそれまでの教育はどうだったのか?

○ファミレスとか行っても、おしゃべりやスマホに夢中で全く注意しない親あり

 →たまに目を向けて!

○注意したら逆切れするってどうよ?

 →以前、走り回っている子供にやんわり言ったら親に睨まれた経験あり。

○小さい頃はしっかり言い聞かせていても、仲間と『悪ノリ』した可能性

 →そもそも『ノリ』でやって良い事と悪い事の区別の教育は親の役割じゃない?

○小さい頃に躾が厳しすぎて、弾けてしまったパターン?

 →そしたら親はどうすればいいのよ!

 

息子とパートナーの下の子は今年20歳になります。

自分達のそれぞれの子育てを振り返りながら、話しは続きます。

『躾の正解って何なのか?』

パ「ウチは来年には社会人。今まで問題を起こさず、社会にも迷惑かけることなくここまで来れたんだから、それはそれで正解だったと思うことにするわ。」

私「ウチはまだ最低でも後5年は学生なんだけど!まあ後は自分がやってきた事を信じるしかないよね。」

 

結局、正解って?

今まで子育てをしてきた自分自身の信念が、他人や社会に対して間違っていないと信じるだけなように思います。

中には『ウチは子育てに成功した!』と言い切れるご家庭もあるかもしれませんが。

ウチは無理かな…。

子供の成長を見守る中で、『ああ、間違ってはいなかった!』と確認できれば、親としての最低限の役割は果たしてこられたのだと思います。

あとはそれぞれの子供の考え方や性質も関わってくるだろうし…。

 

そんな話しをしていると、テーブルに熱々のラーメンと餃子、調味料セットと箸箱が運ばれてきました。

今までのように易々と、安心して食事をする事が当たり前でなくなってしまった。

という世の中になってしまった事。

なんだかなあ…。

もうこれ以上、残念な世の中にならないで欲しいよね…。

そんなことを言いながら、熱々のラーメンを美味しくいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

合格発表前の事

来週6日から、国公立大学前期日程の合格発表ラッシュとなります。

昨年の2次試験からの約1週間をどのように過ごしていたのか。

親御さんは、この約1週間がものすごーく長い期間に感じられると思います。

ドキドキハラハラモヤモヤ…。心配だけどそれを表に出せないし…。

『母親は女優になるべし』

と聞いたことがありますが、なれてもせいぜい大根役者。

本当にしんどい1週間でした。

この1週間、私はひたすらネットで来年に向けての『予備校』を探していました。

もともと現役で突破できるわけがないと思っていたので。

けれど、共通テスト後の学校と塾の面談で『五分五分』と言われ、少し希望を持ってしまいました。

※その辺りの話はこちら

 

shanru.hatenablog.com

 

ほのかな希望を打ち消したのが、まさかの現役での2次面接。

※その辺りの話はこちら

 

shanru.hatenablog.com

 

ああ、もうやっぱり今年はないな。

そう考えていました。

前期がダメなら後期はもっと望み薄。

息子が後期の願書を出していたのは、旧帝大落ちがわんさか集まるところ。

とても勝負にならないと考えていました。

なら、来年に向けて1日もムダにする訳にはいきません。

そう考えて予備校を探していました。

 

まず、当時お世話になっていた東進はナシ。

※その辺りの話はこちら

 

shanru.hatenablog.com

 

地元の小規模予備校もありました。

こちらは息子の共通テストの結果からすると多分、特待生となります。

けれど、いくら費用が安くなるからといって果たして医学部受験にきちんと対応できるのか少し不安でした。

(たまに医学部への合格者は出ています。)

あえて言葉に表現するなら

ちょっと、弱い。

そんな印象がありました。

 

そうなると後は電車で片道2時間ほどかけて、都会の大手予備校になります。

往復4時間!

その移動時間がムダにならないか、それも心配になりました。

移動時間分を勉強の時間に回そうとすると、予備校が持つ寮が考えられました。

管理人が常駐して朝夕2食付きといったもの。

費用は100万円とも200万円とも言われます。

これは寮費であって、予備校の講習は別。

いったいいくらかかるのか!

我が家では現実的ではありませんでした。

となるとやっぱり、片道2時間かけて通うことになるのか…。

予備校としては、河合塾駿台だろうなあ…。

どっちがいいかなあ…。

そんな事を1週間ずっと考えていました。

また、医学部専門予備校というものも存在しますが、こちらは講習費だけでも300万円〜600万円とも言われています。

とてもじゃないけど、無理!

 

ちなみに昨年、息子が毎日一緒に勉強をしていた仲間で今年再チャレンジをしている友達はみんな都会の予備校に通っているそうです。

・予備校の寮に入った

・片道1時間ほどの親戚の家にお世話になった

・往復3時間かけて通った(最寄り駅がターミナル駅

ほぼこのパターン。

つくづく田舎に住む者の予備校選びは大変です。

ひたすらネットで、あーでもないこーでもないと検索をしていました。

 

そんな中、高校の卒業式が行われました。

コロナ騒ぎになって以降、保護者の方々と久しぶりにお会いすることができました。

私も何人かの顔なじみの方々とお話しましたが、これが何とも会話が難しく…。

○国公立一本狙い

○本命は国公立だけど抑えの私立ありorなし

○私立本命で進路が確定or来年再チャレンジ

相手がどれにあてはまるのかわからず。

どう会話したものかお互いにぼかしたり、また相手によっては、

「ウチは国公立ダメだったら浪人決定よ!」

と宣言したり。笑

お互いに男子ひとりっ子のママさんとは、

「受かって欲しいけど、それはそれで寂しくなるよね~。」

とポロッと本音が漏れたり。

お話したママさんは、ほとんどそれぞれの息子さんの第一志望は国公立だったので一様に、

「ああ、もう!落ち着かない!」

とお話していました。

 

私の場合、ひたすら予備校を探す事で気が紛れていたのかもしれません。

息子をまったく信用していなかったワケではありませんが、信用できる材料も少なかったのは事実。

後に、合格発表までずっと予備校を探していたと息子に告白したら、

息子「えっ?マジで?ちょっと失礼な!」

  「○○は落ちる気はしなかったんだけど。」

と言われてしまいました。

その自信の根拠は未だに謎です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1人暮らし始めました! ~シリーズ完結~

いよいよ1人暮らしが始まりました。

1人暮らしは初めての経験ではありません。

大学進学から結婚するまでの約10年ほどの経験あり。

しかしながら随分昔の事です。

約4年の結婚生活の後はずっと実家のお世話になっていました。

 

実家に戻ってすぐの頃は母親はまだフルタイムの看護師として働いていおり、無職だった私が家事の大部分を担っていました。

私の就職と母親の退職を機に家事は分担制に。

ただし、夕食以外の息子と私の朝食と休日の昼食、日々のお弁当作りや息子が部活で使用した大量の洗濯物などは私がやっていました。

全部を1人でやるのは久しぶりになります。

まあ、1人分なので大したことはありませんが。笑

 

まだ、家事は動線に慣れていないのでアタフタしています。

電気のスイッチの位置もあやふや。

自分で片付けたくせに、どこに片付けたのかわからなくなってアチコチの扉を開けてしまったり…。

これは歳のせいか?

あと、慣れないのはコンロのガス。

実家はオール電化でIHを使用していました。

カチカチカチカチ ブオ!

火が付くとびっくりしてしまいます。

つまみを左右にしての火加減は久しぶり。

まだまだ狙ったとおりになりません。笑

けれど田舎にしては珍しく都市ガスです。

それもここに入居の決め手の1つです。

 

生活費に関しては、実家では月に決まった金額を渡していました。

お恥ずかしい話ですが、実際にどのくらいの光熱費がかかっているのかわかりませんでした。

なので、ネット上の『光熱費がヤバい!』との話題にも、いまいちピンとこない生活を送っていました。

これからそうはいきません。

最近の私の携帯の検索履歴

・電気代 節約方法

・ガス代 節約方法

・エアコン 暖房 節約

・コンセント抜いたら電気代

そんなのばっかり。笑

なるべく無駄のないようにしないと!

 

保留していたネット環境ですが、結局光回線はやめました。

回線を引くのにも立ち会いが必要だし、穴を開けたりビス止めをするのなら図面提出が必要で、大家さんと業者の間と行ったり来たりしないといけないし。

設置工事は無料ですが、退去時には撤去料金がかかってきます。

それにまた立ち会い…。

あー、めんどくさい。

頑張っていろいろ調べた結果、ホームルーターにしました。

田舎なのでそもそも通用するのか心配でしたが、使い物にならなければクーリングオフ期間なら解約ができるので解約し、腹を括って光回線にするしかないと思いました。

費用面ではモバイルWi-Fiの方がお安いのですが、ホームルーターすら微妙な田舎。

なので、選択肢から外しました。

ホームルーターは今のところはサクサクと動いています。

実家は△△光でしたが、2階の部屋までWi-Fiが飛ばず、中継器をつけてもダメだったので今の方が断然良い!

退去時もコンセントを引っこ抜いて、新しく使う場所の登録をするだけ。

費用も光回線に比べると抑えることができました。

ホームルーターなので、この先加入者が増えてきたら通信速度はどうなるかわかりませんが…。

 

あと、意外と使えているのが炊飯器代わりの『電子レンジでチンしてご飯が炊けるカップ』。

普段、お昼のお弁当ぐらいしかお米は食べないし、ご飯に対するこだわりもないので、まずは炊飯器なしで試してみようと思いました。

1合のお米をといだ後、水に1時間程浸して電子レンジで10分チン。そのまま電子レンジ内で15分ほど放置して出来上がり!

今のところ、上手く炊けています。

冷凍したご飯をまた電子レンジでチンしてお弁当に持って行っていますが、

ちょっと堅いかな?

ぐらいで、普通に食べられます。

炊飯器で炊くのと電子レンジを使用するのでは、どちらが電気代がかかるのかわかりませんが、炊飯器の置き場所を確保する必要がないので、1人暮らしにはもってこい。

ただし、息子が来るとなると事前にご飯を多めに炊いておく必要があるかな?

 

そんなこんなで試行錯誤しながらの生活が始まりました。

突然に始まった『1人暮らし始めます』。

皆様が付けて下さったたくさんのスターは私に対する応援だと受け取らせていただき、励みになりました。

このようにドタバタと新しい生活がスタートしました。

これでこの『1人暮らし始めます』のシリーズを完結します。

応援ありがとうございました。

けれど、たまには生活の愚痴なども書いてしまうかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1人暮らし始めます ~入居~

この週末、いよいよ入居となりました。

引っ越し業者は使わず、一週間かけて全部私の軽自動車で何往復もして荷物を運びました。

(洗濯機と冷蔵庫は新規購入なので、家電量販店に配送依頼。)

入居前日、父親には

長い間お世話になりました。

2人の手助けがあったから○○(息子)を育てることができました。

なのに、こんな事になって本当に申し訳なく思ってる。

長女としての役割は果たしていくつもり。

など、話をすることはできました。

母親は前日、私が帰宅したときは既に寝ていたので当日に

今日出て行きます。

今までお世話になりました。

ありがとうございました。

そう話ました。

近所に住む妹にも挨拶。

妹「ねえちゃん、長い間2人のパイプ役を押しつけてしまってゴメン。」

 「これからは自由に誰に気兼ねなく、好きにしてよ。」

 「無理せず、何かあったらいつでも頼ってね。」

と言われました。

 

パートナーにも手伝ってもらって最終の荷物を積み込み出発。

この先、実家に来ることはあるのだろうか?

そんな事を思いました。

合間でも少しずつ荷物を運んでバラいて整理していましたが…。

どこに何を入れる?

台所の上に棚はあるけど、身長届かなくて日常使いに不便!

うわ、入れ物足りないわ!

荷物を整理しながらホームセンターや100均に何度も、シンク下のラックや細々とした物を入れるカゴなどを購入しに走りました。

お皿1枚購入することからのスタート。

いろいろ事前にシミュレーションしていたはずなのに、実際に使うとなると全くその通りにはなりませんでした…。

どこに何が必要なのか、もう頭が回らなくなってきました。

それでも、どうにかこうにか全ての物をしまい込むことができました。

次は食べることの準備です。

スーパーに行って、調味料を揃えました。

醤油・塩・こしょう・砂糖・みりん・油…。

買い物カートいっぱいになりました。

イチから揃えるのって、本当に大変…。

 

夜になってパートナーが帰り、1人になりました。

携帯電話がなりました。

息子からでした。

普段はLINEのメッセージのやり取りがメインですが、今回はLINE電話。

息子「無理せんようにね。頑張って。」

どうやら心配して電話をくれたようです。

その気遣いが嬉しく思いました。

 

夜は疲れていましたが、一睡も眠ることができませんでした。

もともと環境が変わると眠れないタイプ。

それもあるけれど、緊張と不安もあったかと思います。

翌朝、トリセツを見ながら洗濯機と格闘しているとパートナーがやってきました。

ご近所さんに挨拶回りにいくのですが、女性の1人暮らしで挨拶回りに行く場合は、父親や知人の男性と一緒の方が良いとのこと。

なので、付き添いをお願いしていました。

3件お伺いする予定でしたが、2件は夕方になってもお留守のよう。

翌日に回ることにしました。

 

パートナーがホームセンターで、センサーライトを買ってきてくれました。

1階での1人暮らし。

心配してくれているのだと思います。

庭に取り付けてくれました。

 

50歳にもなって人に心配をかけまくって、申し訳なく思っています。

ホント、いったい何やってんだか…。

けれど1人だけの空間と1人だけの時間を手に入れることができました。

もう両親の顔色を伺う事をしなくても良い、という解放感でいっぱいです。

これからは、心配してくれる周りの人に感謝しつつ健康に気をつけて、ボチボチと自分の人生を自分の脚で歩んで行こうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年の今頃の話⑥【国公立前期2次試験】

明日からの2日間、国公立大学前期の2次試験が行われます。

この辺りで昨年の今頃の話を振り返っておこうと思います。

 

共通テストを何とか土俵際ギリギリで踏みとどまり、第1志望へ突っ込んだ息子。

足切りも通過し、手元には受験番号1桁の受験票も届きました。

※その辺りの話はこちら

 

shanru.hatenablog.com

 

後期も出願しておきましたが、記念受験となるであろう偏差値と倍率です。

こちらもギリギリ足切りは通過していました。

 

息子の合格体験記によると、共通テストの後は第1志望の過去問をひたすら解いていたようです。

数学・物理・化学は過去10年分

英語は過去3年分

英語は得意なので感が鈍らない程度にとどめ、得点源の化学の定着と苦手な数学・物理に全てを費やしていたようです。

医学部は2日目に面接が実施されます。

医学部以外でも看護学部教育学部でも面接があるので、息子高校では先生方がそれぞれのタイプ別に分かれて面接練習をしてくださいました。

A:圧迫面接タイプ

B:志望動機や時事問題を突っ込んで聞くタイプ

C:和やか面接タイプ

息子はAとBを何回か回っていたようです。

数回みっちりと指導していただいたおかげで、2次試験面接のハプニングにも冷静に対応できたとのこと。

その話は後ほど。

 

2次試験のホテルの手配は時代に反して、旅行会社で手配しました。

ネット予約をできたつもりでいて実は手配ができていない。

という最悪の事態は避けなければなりません。

自分のネット対応力が信じられませんでした。

旅行会社のお姉さん

「とにかく候補地全て予約しておきましょう。キャンセンル料が発生する前にキャンセルすればいいので。早く予約しないと、受験会場から遠くなるし高くなってきます。」

試験日が確定してすぐに前期と後期、後にキャンセルした私立受験分の3つを抑えました。

その後に前期も後期も志望校が変わってキャンセルと新たな予約、私立分はキャンセルと何度もその旅行会社を訪れて同じお姉さんに相談しました。

お姉さんはいつも、近くて安くて便利な所を探し出してくれました。

私1人で土地勘のない所の受験用ホテルを探し出すのは、やっぱり難しい。

多少は高くつくかもしれませんが、これで良かったと思っています。

慣れない土地での2泊3日。

2次試験には付添いたかったのですが、どうしても休めない仕事がある日と重なってしまったので息子1人となりました。

1人事務なので仕方ない…。

 

さて1日目の筆記試験。以下息子の感想。

数学 これぐらいだったら何とかなるかな?あ、最後わからんかった…。

物理 ああ、アカン…。これは落ちた…。

化学 スイスイ解けた。頼む、物理の分をカバーしてくれ〜!

英語 長文の内容が好きな分野だったのでご機嫌。楽しかった。

だそうです。

 

2日目には面接が行われました。

医学部受験においての面接は

面接の評価が著しく低い場合、筆記で高得点を取っても不合格となることがある

というもの。

息子大学は個人面接(受験者1人に面接官数人)で、ネットや塾の情報では

・終始和やかな雰囲気

・10分で終わる

・心配することは何もない

と言われていたようでした。

ところが息子、多浪生や再受験生が回されることがあるといわれる2次面接に、現役生として回されることになってしまいました。

 

原因は、志望動機に書いた医師を目指すきっかけとなった『小学生の時にカウンセリングを受けたことがある』についてだろうと考え、どう対応すべきか待機時間中に冷静に熟慮していたそうです。

※その辺りの話はこちら

 

shanru.hatenablog.com

 

いかにも上層部といった感じの面接官が5人いる、重役室のような部屋に通され2次面接が開始。

やっぱり『カウンセリングを受けた経験がある』について、かなり突っ込んで聞かれたそうです。

・現在はカウンセリングは継続しているのか?

・メンタル弱くてこの先やっていけると思う?

・医師免許取得には欠格条項(精神の機能の障害)があるが、当てはまらないか?

などなど、私なら即ブチ切れるような質問の連発。

そんなもん、高校の調査書見れば一目瞭然なハズ!

3年間無遅刻無欠席・部活動の成績から懸念事項に当てはまるかどうか、医師ならわかるでしょ!

息子から2次面接に回されたと連絡があった時、ヤキモキしながらそのような事を考えていました。

 

息子は冷静に対処したそうです。

・確かに小学生の時にカウンセリングを受けた経験はあるが、その後は一度もないこと。

・カウンセリングを受けた経験から、自分も困っている人に寄り添うことのできる医師になりたいと思ったこと。

・カウンセリングを受けた事実は自分にとって恥ずべくことではなく、あの経験があったからこそ今ここに立ち、自分の思いをこうして言葉にし、伝えることができているのだということ。

息子「ちょっと、涙目になってたかも。」

  「マスクで顔が隠れてるし、目力でしか訴えることができなかったから。」

帰宅したときは少し元気がありませんでしたが、やれることはやり、言いたい事は全て言ってきたと清々しているようでもありました。

 

こうして前期の2次試験が終わりました。

ひと息つく間もなく、翌日からまた高校と塾の自習室に通う日々。

前期がダメだった時のために後期試験に向けての過去問をしていたと思っていました。

実際はほとんど何も手に付かず、毎日学校を利用していましたが同じような状態の友達と話したり、後期試験で面接がある友達のために面接官役になっていたそうです。

息子「現役生で2次面接行ったし!偉いさんとも面接したし!」

ちょっとしたネタにし、友達に「○○は大丈夫!きちんと評価してくれるよ!」と慰めてもらっていたようです。

 

試験には想定外のハプニングが起こることもあります。

適切に対処するためには冷静になって考え、分析する力が必要なのだと改めて思いました。

受験生の皆様が、本来の自分の力を出し切れるようにと願います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1人暮らし始めます 〜準備②〜

昨年息子の家電セットを購入した家電量販店へ行きました。。

仕事終わりに多少はリサーチしていたのですが、3件ある家電量販店でも昨年のお店が1番安いように思いました。

 

必要な家電は、冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・アイロン・コンロ・掃除機・照明器具。

トースターはパンを焼くぐらい。

ならフライパンで焼けるので購入は見送り。

炊飯器は夜にお米は食べず、お弁当に必要なぐらいなので購入せず。

電子レンジでチンして1合が炊けるというカップをネットで購入。

上手く炊けるのか不明ではありますが…。

 

冷蔵庫と洗濯機以外はサクッと決まりました。

いわゆる1人暮らし用の冷蔵庫では小さくて、使い勝手が悪い。

もちろん3食自炊です。

なので、ある程度の大きさが必要。

しかし、1人用とファミリー用の中間に位置するものとなると選択肢が異様に少ない…。

それに野菜を多様する派なので、野菜室は欲しい。

結局、あれこれ選ぶ余地はなくお値段的にもちょっと予算オーバーしました。

次に洗濯機。

1人暮らしに適したサイズの物は展示品はあるのですが、昨今の半導体不足で在庫がなく、いつ入荷されるかわからないとのこと。

そのお店では、高額で容量も大きなものかプライベートブランドしか在庫はないとのこと。

1人で7キロ以上は必要ないし、息子のは外置きなのでお安いPBにしましたが…。

このお店では、引っ越しシーズンに突入したせいか掃除機も照明器具も欲しいと思った物の在庫がなかったので、冷蔵庫・電子レンジ・アイロン・コンロを購入することに。

値引き交渉を頑張ってもらい、少し値引きをしてもらいました。

まだ、洗濯機・掃除機・照明器具もあるのに…。

出るのはお金とため息のみ。

他のお店に回り、残りの物も購入しました。



それにしても家電製品だけでなく、他の物も昨年より確実に値段が上がっています!

昨年、息子の生活用品を揃えるべく、ホームセンターとニ○リをリサーチした時の値段を書いた手帳が残っていたので比べてみました。

例えば珪藻土のバスマット。

昨年は税抜き980円。

今年は税抜き1,180円。

1年で200円も値上がり!

全部が全部、同じように少しずつですが値段が上がっています。

ああ、ホントにツラい…。

 

この物入りの状況で思わぬ収入もありました。

片付けをしている時、若い頃にいただいた指輪やネックレスなどの貴金属を発見。

置いておいても仕方がないので、買い取り専門店に持って行く事にしました。

金やホワイトゴールドは個別に値段がつき、シルバーはまとめて買い取り。

結果、37,000円!

ありがたい臨時収入です。

 

抑えるところは抑えよう。

ホームセンターとニ○リを回りました。

ほぼホームセンターの方が安いのですが、物によってはニ○リの方が安い物もあります。

息子用の寝具一式・カーテン・台所用ゴミ箱・室内物干し・まな板・包丁はニ○リで購入。

食器等は特にこだわりがないので全て100均にしました。

 

楽天市場で購入していた組み立て家具等の重たい荷物をパートナーと一緒に車に積み込み、新居に運び入れて組み立てを開始。

これがまた、それぞれの性格が出て面白い。

私はザクっと、まあそれほど歪んでなければOKなタイプ。

パートナーはきっちりとしているので、少しの歪みが許せないタイプ。

パートナーには8,980円で購入したダイニングセット(机と椅子2脚)の組み立てを頼んだのですが、椅子のガタつきが気になるようで、何度も組み直しをしていました。

私的には8,980円だし、多少のガタつきは仕方ないかなと思っていましたが、

パ「○○君、これで勉強するんでしょ?ガタガタしてたら勉強できないよ。」

おっしゃるとおり。

キチンと組み立ててくれてありがとう。

私はその間、1人でコートハンガーと室内物干しの組み立て完了。

 

パートナーがまだダイニングセットと格闘している間、買ってきて拭き掃除を済ました収納ケースに大量の服をしまっていきました。

チェストは置かないので、全てをここに入れないと!

けれど結局ケースは足りず、追加で購入するために車を走らせました。

もう少し量を減らさないとならないかも…。

 

平日はお昼休みに例のドラッグストアで日用品を購入。

※その辺りの話はこちら

 

shanru.hatenablog.com

 

仕事終わりに新居に運び込み、1人でモソモソと片付けています。

今日はパートナーも仕事終わりに駆けつけてくれました。

この週末には購入した冷蔵庫と洗濯機の搬入とガスの開詮の立会い。

全て同じ日にして、立ち会いを1回で済ませることにしました。

これでようやく新居での生活を始めることができます。

何としても週末に間に合うよう、頑張りたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1人暮らし始めます ~準備①~

部屋も決まり、準備を始めることになりました。

まずは息子に報告しなければなりません。

ところが息子は再試に向けての勉強中…。

※その辺りの話はこちら

 

shanru.hatenablog.com

 

勉強に集中してもらわないといけないので、再試が終わるのを待って息子の所に向かいました。

とても電話でできるような話ではありません。

実は、息子が進学で家を出る前に

ハハも50才。残りの人生を親の顔色をうかがいながら生きて行くことはもうしんどい。そのうち家を出る可能性はあると思っておいて。

そう話したことがあります。

 

息子の所に行って話しました。

○出て行けと言われたこと

○パイプ役としての役割は終わったこと

○君の帰ってくる場所はちゃんと確保していること

○お正月ぐらいは実家に帰って顔を見せてあげて欲しいこと

息子は突然の事で驚いていましたが、私が訪れるということは何かあったのだろうと思ってはいたようです。

息子「長い間ありがとう。これからはハハの好きなように生きていきなよ。」

そう言ってくれました。

 

本格的に準備を始めないと!

電化製品から何から全部イチから揃える必要があります。

平日はもちろんフルタイムで仕事はあるので、そうそう買い物には行けません。

布団

こたつ布団

ラグ

マットレス

ベット代わりのすのこ

布団カバー

シーツ

息子が帰省したときの勉強机にもなるダイニングセット

タオル

コートハンガー

これらのものは楽天市場でポチッとしました。

実物を見ることはできません。

参考になるのはレビューだけ。

日本全国の皆様を信じることにしました。



平行して保証会社の審査が通過しました。

不動産屋さんのお客様センターから、ネット回線の案内が入りました。

担当「お住まいは光回線のマンションタイプなので月4,400円で回線が引けます。」

ネット関係は全くの素人ですが、ネット環境がなければ話になりません。

月4,400円で光回線が引けるのならそれで良いかな、と思い回線会社とプロバイダを契約することにしました。

ところが回線会社から電話があり、私の契約した部屋がある棟だけがマンションタイプに対応していなくて戸建て扱いになるとのこと。

月5,720円。

聞いていた話と違います。

たかが月1,320円かもしれませんが、これからの私にとっては月1,320円は大きい。

騙されたようで腹が立って悔しくて、腹立たしさを押さえきれず思わずパートナーに電話をして愚痴を聞いてもらいました。

この12年、こんなことで電話をしたのは初めてです。笑

ネット関係は一旦保留にしました。

田舎なので、もっとも安いといわれるモバイルWi-Fiは使い物にはなりません。

 

そうこうしているうちに契約が完了しました。

鍵をもらい、まずは部屋の掃除からスタート。

賃貸入居前の初期費用によくあるクリーニングは付いてません。

自力です。

1人で脚立・掃除機・バケツに雑巾等を持参して、1日がかりで全て掃除しました。

思っていたほどの汚れはなく、退去後のクリーニングはしっかりされていたようです。

後はG対策としてバルサンを焚き、侵入を防ぐべく台所と洗面所の下の排水パイプの隙間を埋めました。

あ、部屋についているエアコンの排水パイプにも対策をしないと!

 

さあ、いよいよ荷物の搬入開始。

なんせ1人。

1日での引っ越しは難しいので、1週間を目標にしました。

ハイト型の軽自動車なので、後部座席を倒すとガッツリ荷物を積めることができます。

住む所の自治体のごみ袋を購入し、服等はそれに入れて運びます。

後々ゴミ出しに使えるし。笑

随分捨てましたが、やっぱり服が多くて…。

荷物を搬入してカラになった車でホームセンターに行き、収納ボックスを買い込みました。

 

パートナーも仕事が休みの週末、一緒に家電製品を見に行く事にしました。

一緒に選ぶのではなく、パートナーは値引き交渉&電子レンジ等の持ち帰り家電を運ぶ要員。

私はどうも値引き交渉が苦手です。

昨年の息子の家電を購入するときにも付き添ってもらいました。

2年連続で1式揃えることになるとは、思ってもみませんでした。